愛され、溶かされ、壊される
*****竜 side*****
タワマンのロビー
「福井様、お帰りなさいませ」
「あぁ」
コンシェルジュが挨拶してくる。
エレベーターに乗り、ボタンを押した。
35階を押し、壁に寄りかかった。葵にメールをする。
【竜くん、こちらこそよろしくね。私も竜くんが好きだよ。こんなにドキドキする恋愛初めて。私鈍感だけど、出来る限り竜くんを幸せにできるように頑張るね!】
すぐに、葵からの返信メール。
可愛いなぁ/////
二歳差だが、葵の方が年上だ。なのにとても可愛くて、常に抱き締めて、守ってあげたくなる。
しかし―――
まさかこの俺を家に入れようとするなんて……
「警戒心無さすぎ!!」
つい、声に出てしまった。
家に邪魔したら、確実に襲うだろう。
まだ、早い。もう少しだけ我慢しないと……。
我慢……できるかな?
*****竜 side・終*****
タワマンのロビー
「福井様、お帰りなさいませ」
「あぁ」
コンシェルジュが挨拶してくる。
エレベーターに乗り、ボタンを押した。
35階を押し、壁に寄りかかった。葵にメールをする。
【竜くん、こちらこそよろしくね。私も竜くんが好きだよ。こんなにドキドキする恋愛初めて。私鈍感だけど、出来る限り竜くんを幸せにできるように頑張るね!】
すぐに、葵からの返信メール。
可愛いなぁ/////
二歳差だが、葵の方が年上だ。なのにとても可愛くて、常に抱き締めて、守ってあげたくなる。
しかし―――
まさかこの俺を家に入れようとするなんて……
「警戒心無さすぎ!!」
つい、声に出てしまった。
家に邪魔したら、確実に襲うだろう。
まだ、早い。もう少しだけ我慢しないと……。
我慢……できるかな?
*****竜 side・終*****