愛され、溶かされ、壊される
「ふぁ……あぁ…や……なん、か…おかし…」
「ん?」
「ふわふ、わ……する」
「僕もドキドキして、おかしくなる……」

竜くんの手や口唇が身体中に触れる。
くすぐったくて、怖いけど………

気持ちいい――――


「あおちゃん…もう……いい…?」
「え…?あ、うん…」
「大丈夫……ほんとに怖くなったら、殴るんだよ…」
竜くんが微笑みながら、頭を撫でてくれた。
「うん…大丈夫だよ…」

「――――!!!」
「あおちゃん…?大丈夫?」
「う…ん。大丈、夫…」
少しづつ竜くんの動きが早くなる。

「んぁ……やぁ…た、つく…へん、に……なる。声が、止ま…ら、ないよぉ……」
「あおちゃん…、あおちゃん………好きだよ…大好き……」
スプリングの音も妙にエロくて、声が止まらなくて、自分の手で口元を塞いだ。
「あおちゃん、ダメ……手をどけて。声聞きたい……」
手を掴まれ、口元から離されて手を繋がれた。
「だ、め……こ…え、止まら…ないの……」
「あおちゃん、僕を見て…誰に抱かれてるか……ちゃんと…」

何度も抱かれ、溶かされた。
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