愛され、溶かされ、壊される
「は?いいじゃん!ちょっと話するだけなんだから!」
「ダメですよ!あおちゃん行こう!」
竜くんに引っ張られて歩き出す。
「ちょっと待てよ!」
え―――――?
なんと私は新浜くんに手を掴まれたのだ。
「え?ちょっ…新は―――――」
「俺の葵の手を離せ!!!」
「え…?た、つくん?」
“俺”?“葵”?この人誰?
いつもの竜くんではなかった。
正反対の悪魔のようだった。
「あっ!やっぱり本性現したな!!」
「は?何が?」
「お前さぁ、ただの王子じゃないもんな!王子どころか悪魔だし!」
「だったら?」
「霧島 刃」
「は?」
「お前が半殺しにした奴のな、ま、え!」
「あー、いたな!そんな奴!」
「まぁ、霧島に否があるから自業自得だけどね!」
何の、話?
「はまちゃん、コイツは君が思ってるような王子様じゃないんだよ!」
ここは、夢の中なのだろうか?
得体の知れない恐怖が襲っていた。
「ダメですよ!あおちゃん行こう!」
竜くんに引っ張られて歩き出す。
「ちょっと待てよ!」
え―――――?
なんと私は新浜くんに手を掴まれたのだ。
「え?ちょっ…新は―――――」
「俺の葵の手を離せ!!!」
「え…?た、つくん?」
“俺”?“葵”?この人誰?
いつもの竜くんではなかった。
正反対の悪魔のようだった。
「あっ!やっぱり本性現したな!!」
「は?何が?」
「お前さぁ、ただの王子じゃないもんな!王子どころか悪魔だし!」
「だったら?」
「霧島 刃」
「は?」
「お前が半殺しにした奴のな、ま、え!」
「あー、いたな!そんな奴!」
「まぁ、霧島に否があるから自業自得だけどね!」
何の、話?
「はまちゃん、コイツは君が思ってるような王子様じゃないんだよ!」
ここは、夢の中なのだろうか?
得体の知れない恐怖が襲っていた。