隣の妄想彼氏
美紀が見た謎の男性
入学式が終わり、友達の真鍋美紀と学校を探検していた。所々に先輩たちが作った作品があり、ちょっとした美術館みたいで楽しかった。
それは新入生のためにそうなっていたらしい。
私は1つの作品に目を奪われた。
その作品は人の絵。きっと鉛筆で書いたのだろう。その絵は線が細く弱々しいが今にもこっちを振り向きそうだった。
私がその絵を見ているのに気がつき、美紀が
「この絵は茜よりうまいね。」
と冗談ぽく言ってきたが私は
「うん」
と言っただけ。きっと美紀は
「そう?私のほうがうまい!」
みたいな言葉を待っていたのだろう。
きれいな人だということは明らかだった。初めて見たとは思えなかった。私も人物画が好きだし、よく書く。くやしくもあり、うらやましくも思えた。
自画像かなと不思議に思い、作者名を見たがその名前は男性の名前だった。他の新入生が集まってきたのでその絵を後にし、家にることにした。
駅のホームで美紀が
「あれ?…う〜ん。」
と何か考えているような声を出していた。
「どうしたの?」
「さっきの男性がすっっごく気になるんだよね。」
と言ってきたので
「お!さっそく恋ですか?」
と聞いてみた。
「ちがうちがう!なんでもなかった。」
と言ってその場は終わった。
帰って私の家に集合していた。2人で高校の卒業アルバムや思い出のもので盛り上がっていた。
1つのノートを取り出してある絵が美紀の目に止まった。
「やっぱりそうだ!似てる…」
私はその声で驚いた。
それは新入生のためにそうなっていたらしい。
私は1つの作品に目を奪われた。
その作品は人の絵。きっと鉛筆で書いたのだろう。その絵は線が細く弱々しいが今にもこっちを振り向きそうだった。
私がその絵を見ているのに気がつき、美紀が
「この絵は茜よりうまいね。」
と冗談ぽく言ってきたが私は
「うん」
と言っただけ。きっと美紀は
「そう?私のほうがうまい!」
みたいな言葉を待っていたのだろう。
きれいな人だということは明らかだった。初めて見たとは思えなかった。私も人物画が好きだし、よく書く。くやしくもあり、うらやましくも思えた。
自画像かなと不思議に思い、作者名を見たがその名前は男性の名前だった。他の新入生が集まってきたのでその絵を後にし、家にることにした。
駅のホームで美紀が
「あれ?…う〜ん。」
と何か考えているような声を出していた。
「どうしたの?」
「さっきの男性がすっっごく気になるんだよね。」
と言ってきたので
「お!さっそく恋ですか?」
と聞いてみた。
「ちがうちがう!なんでもなかった。」
と言ってその場は終わった。
帰って私の家に集合していた。2人で高校の卒業アルバムや思い出のもので盛り上がっていた。
1つのノートを取り出してある絵が美紀の目に止まった。
「やっぱりそうだ!似てる…」
私はその声で驚いた。