先輩、こっち振り向いて。

あの子の出会い 〜莉央side〜

私は気づいたんだ。

私はあの子のことを........



運命じゃないかと思った

私は親の育て方が酷すぎだ。
母はギャンブル依存症だし、
父は大麻の所持で逮捕されたし

昔から叔母ちゃんに育てられた
だから学校では

『なにこれ服ダサ笑』
『あんな子にはそばにいて欲しくない』
とか
普段から誹謗中傷を言われてきたんだ。
でも彼女が私を守った。

いつものように誹謗中傷と暴力を振るわさせる
すると、
「おい！何しているんだよ！！」
女の声がした
「あぁ？おい調子に乗っているんか？」
「先生も呼んでいるからね？知らんよ？」
「お....おい！先生だぞ....お前....！」
一人の子がハサミを持ち彼女を殺そうとしている
バッ！
「そんなの無駄だよ？」
「おい！そこの人たち！どういうことなんだよ！」
先生が来た

その彼女は
「だいじょうぶ？痛かったね 怖かったね....」
もうその時涙が溢れていた
「苦しかっ....た....よぉ.....」
まるで太陽のようで、眩しい