キミじゃなければ…
〜プロローグ〜
〜プロローグ〜

「…キライ…。」

「えっ…?」

「あんたなんか、だいっっっきらい!」

「うん、それでいいよ。」




その優しさを傷つけてばかりの私だから…

だから もう 会えないや ごめん。

「…これ以上は無理。ごめん。」

初めて付き合った彼に別れを告げた。

"無理" "ごめん"

たったの二言。 この言葉の重さを

私はこの時、まだ知る余地もなかった…
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