キミじゃなければ…
第3章〜放課後のアイツ〜
「じゃあ、また明日ね〜!」
「うん!ばいばーい!」
…この挨拶も怖い。
永遠に"また"が来ないのではないか…とか。
変な考えをしてしまう。
この辺は田舎で山ばっかりだしな…
「もーーーーう!天月真央のばかーーー!」
山に向かって上を向いて思わず叫んだ。
「…どうしました?美央さん?」
「あ…」
やばい、もう天月の顔が怒って……
その時だった。
私を見下ろしていた天月の…
天月を見上げていた私の…
唇が重なった。
「うん!ばいばーい!」
…この挨拶も怖い。
永遠に"また"が来ないのではないか…とか。
変な考えをしてしまう。
この辺は田舎で山ばっかりだしな…
「もーーーーう!天月真央のばかーーー!」
山に向かって上を向いて思わず叫んだ。
「…どうしました?美央さん?」
「あ…」
やばい、もう天月の顔が怒って……
その時だった。
私を見下ろしていた天月の…
天月を見上げていた私の…
唇が重なった。