闇夜に咲く芍薬のように
出逢い



「んっ、や…。」



目の前で女の人が襲われている。



「もうヤ、おねが、…ふっ。」



それも無理やり。



「おら、もっと鳴け。」



涙を流す女の人に跨り、嫌らしい笑みを浮かべる男。




ーーそしてそれを、止めることもできずただ見つめる私。

< 1 / 40 >

この作品をシェア

pagetop