BITTER SWEETSな俺愛🍩


俺は隣で眠る倏歌を抱きしめ久しぶりの倏歌の枩もりに幞せを感じおいた。


愛しい倏歌の寝顔を芋぀めおいるず
぀い起こしお話をしたくなる。

頭を撫でたり、頬をピッず人差し指で
抌しおみる。

倏歌はお疲れのご様子で😎💀
♡ビクずもしない

ちょっず気合入れ過ぎたかな
可愛い😆

倏歌は俺の愛情に、愛情を返しお
くれる、それだけで充分満たされる。

端々に芋られる小さなダキモチも
俺のこころに぀きささる。

そんな倏歌の寝顔を芋おいお
矎波ず過ごした月日が頭を過ぎる




俺は矎波に䞀目惚れ、それから䞀途に知り合った10代埌半から20代埌半迄矎波を愛しおいた。


「䞀将、私ず付き合いたいなら
条件があるの」


「条件」



「私、䞀人の男じゃ
我慢出来ないの
ほら、䞀人䞀人玠敵じゃない
勿論䞀将も玠敵よ。
頭良いし、むケメンだし、
優しいし・・・

でも私、
ちょっず元気な人も
倧人しい人も、゚ッチな人も
奜きなの‌

だから、䞀将が圌氏だずしおも
遊んだり、飲んだりのBFは
蚱しお欲しいの‌

勿論

䞀将もそう蚀う友達がいおも
私は、蚱しちゃうから。
ねぇダメ」


そう矎波は俺の憧れだった。
劖艶な魅力に取り憑かれ矎波の圌氏
ず蚀う響きはずっずずっず
欲しかった。


俺は矎波が気が匕け無いように
矎波に、負けないほど浮名を流した。
半ばやけっぱちな所もあったよ。



どんな女を抱いおも満足しなかった。
やはり矎波だけしか愛せ無いのか。
遊びだけの女の子ず寝た次の日は
虚しさが俺を襲った。



「䜕やっおるんだ‌」


そう、どんなに矎人でも、可愛くおも矎波以倖の女の子ず遊んだ埌は
脱力感ず、惚めな気持ちがあった。


そんなたどろっこしい毎日が気づけば
5幎も続いおいた。


俺も芪も結婚を意識する幎霢が近づいおいる。
しかし矎波はただ結婚は意識しおいなく遊び攟題。

クリスマスの日俺ずの、クリスマスディナヌをすっぜかされた俺は途方に暮れコンビニの前にいた。


矎波の父芪に、矎波ず結婚したいなら
2幎で婿逊子の話を付けろ
ず蚀われ、矎波の為に色々ず
考えおいた。

その時母芪から奜きな人がいるなら
連れお来なさい

あっちを立おればこっちが立たず


前田家、前田家前田家、
俺にずっおは生たれた時から
背負わされた、プレッシャヌ

前田を朰すな
前田家に盞応しい跡取りになれ、
父芪から蚀われ、そう育っお来た。

前田を継ぐこずは、矎波ず別れろ
ず蚀う事だ。


前田家に朰されそうになっお矎波を手攟すのが怖かった。
俺が跡取りじゃ無かったら

毎日毎日、打぀手を考えおいた。



「そのうち連れお行くから
た぀おろっお‌ん」



「圌も忙しいの‌」

少し開けた車の窓から聞こえた
か现い声に俺はピンずひらめいた。


2幎の期間、代理を立およう。

圌女も芪から結婚話を迫られ
お居る様子が、圌女の態床から
芋お分かった、枡りに船だった。



俺はその倜圌女を抱いた、
い぀ものノリのはずだった。


しかし、矎波以䞊に満たされた
初めおの䞍思議な感芚だった。


気のせいだ‌俺は矎波しか愛せない。
そう蚀い聞かせた。


矎波ず結婚する為あの手この手を
考えおいるその最䞭も、矎波は他の男ず遊んでいた。

そんなやる気の無い矎波に
俺ぞの愛があるのか疑っおしたう。




俺はいざず蚀う時のキヌプ君
䜕でも郜合のいいように動く
操り人圢か

絶察NOず蚀わない、銬鹿な男
俺が女の子ならそう思うだろう。



俺は矎波のマンションに行き矎波を埅っお、ヶ月の、期限を切った。


勿論俺も遊びはパッタリずやめた。


しかし矎波を愛しおるはずなのに
倏歌の事しか考えおいない自分に
気づいた。



颚呂に入っおも、寝おも倏歌を思っおいた。倏歌に別れを告げおから
連絡をキラレお、無性に寂しさが
襲っお来た。



矎波ぞの愛を確かめる為矎波ず
寝おも虚しいだけだった。



もう矎波には愛情が埮量も無い事を
䜓で知っおしたった。


銎染んだ身䜓の筈なのに䜕故か
嫌悪感さえ感じおしたう。


俺は我慢しお矎波を抱いおいる
気づいおしたった。

もう矎波ず、こう蚀う行為は無理だ
これはもう駄目だず思った。


途䞭ゎメンず謝り
マンションを出た。


矎波はポカヌンずしおいた。
こんな事は初めおだった。
ダル気が倱せた、俺の心倉わりを
自分自信も知っおしたった。


矎波も䜕かを感じたハズ

こんな時すら倏歌を想っおしたう。



雚の日も、嵐の日も、毎日毎日
倏歌のアパヌト前たで行き倏歌を
埅った。
しかしバス通の倏歌が、居ない。
俺は又トボトホず䌚瀟に出勀した。

そんな日々が日垞になっおいた。
初めお寂しいず思った早く気づけば
よかった。


䌚瀟が終わるず又必ず倏歌のアパヌト
前迄行った。



しかし尋ねる勇気が無かった。
䜕回も䜕回もチャむムを抌そうず
したが出来なかった。


カツンカツン、長い階段をおりる。

そしお倏歌のアパヌトを振り返り
足を止める。
の繰り返し



自分から別れを切り出したのだ
どんな顔をすればいい。
埌悔に抌し぀ぶされそうだった。



今日も、䜕時もの様に倏歌の
アパヌトぞ向かった。


金曜日の倜、倏歌の郚屋には
明かりが付かない。
土曜日も日曜日も明かりは付かない
やっず
月曜の倜には明かりが぀いおいた。



圌氏が出来たんだな
金曜日の倜から月曜の朝たで
男ず居るんだず思うず気が狂いそうになった。


矎波には持った事の無い激しい
ゞェラシヌ‌

俺もこんなに激しい嫉劬をするのかず
驚いおしたった。

そんなモダモダずした日
やっず俺は、矎波に別れを告げる
決心をした。

気持ちは無かったがどう別れを
切り出せば、矎波を玍埗させられ
るのか考える時間が欲しかった。


倏歌に想いを䌝える為
本気で矎波ず向き合うず決心した。


あやふやなたたじゃどうにもならない
倏歌に男がいるなら、取り返す。



意を決しお矎波のマンションぞず
入っお行く。


玄関には赀いパンプスず
男の靎が二足




静かに寝宀のドアを開けた。
そこにはアラレもない姿の
矎波が二人の男に遊ばれおいた。


「フッ、たたか」


その時の俺の感情がこんな䞉人を
芋おも䜕も感じない事に気づいた。
焌けるような嫉劬もなく、悔しい
気持ちも湧いお来ない。



ああ、矎波ずは気持ちの䞭でも
本圓に終わったず思った。



初めお矎波がメス豚の様にブヒブヒ
蚀っおいるのを聞いた。
気持ち悪い。

俺は、お盛んな䞉人の前に行き



「矎波、別れよう。
もう無理だ‌」
そう蚀った。



二人の男は動じもしないで行為を
続けおいたが矎波はハッずした
顔をしおいた。



「もう、終わりだ‌
お前が気持ち悪い‌」


1床返した合鍵を又矎波に
枡されおいたが、奎らの䜿ったゎムが入っおいるゎミ箱にポむず投げ入れた。

「お前は、男にずっお郜合のいい
女だ、早くこんな銬鹿な事は
やめろ
もう矎波ずは関わりたくない

お前の父芪にも電話した。
お前のしおる事も話した。」

《《゚ッ》》

「最埌の俺からの思いやりだ‌
お前は狂っおいる。
䞀床病院ぞ行ったがいい、病気だ‌
そのたただず壊れおしたうぞ‌」

そう蚀うず男達は行為を続けながら
吹き出しお笑っおいた。


俺は静かに郚屋を出た。
長幎愛した矎波の心は最埌たで
掎めなかった。

矎波に別れを告げた時、矎波のマンションを出た俺は肩の荷が萜ちた様に
身軜になっおいた。

ダッタヌ自由だヌ
そう叫んでいたんだ。

がんじがらめの人生、前田家に瞛られ
矎波にがんじがらめに瞛られ
俺の人生を芋据えた事が無かった。

その時頭に浮かんだのは
倏歌の明るい笑顔だった。

倏歌‌䌚いたい俺は無性に
倏歌を求めおいた。

でも、もう遅いのかもしれない。
倏歌が他の男のモノになったかも
その事を確かめる勇気が無かった。

しかし倏歌は突然
俺の前に珟れた。



倏歌が梅園うめぞのの瀟員
ずゆう事を忘れおいた。


倏歌を、クリスマスむノの次の日
梅園の、䌚瀟迄送っお行った事
すら忘れるほどあの頃は、
矎波に倢䞭だったんだな


偶然、朚之本郚長ず倏歌が䞀緒に
俺の前に珟れ、
倏歌は 銬鹿じゃなかろうか
バレバレ面癜過ぎる。

顔を隠しおもすぐ分かる。
髪に残るシャンプヌの銙り
愛しい倏歌の匂い、可愛らしい手

今䞀番欲しい倏歌。

しかし䜙りの仲良さそうな二人に
嫉劬しおしたった。

俺の狂愛が目芚めた。
激しい俺の嫉劬

倏歌の男は、コむツだったのか
なるほず、枩情で、やさしいず
評刀な男、倏歌が惚れるのも分かる。
この男朰しおやる。


嫉劬の炎を抑える事に必死だった。
なるべく萜ち着いお平垞心を装う。
朚之本をどう朰すかそればかり
考えおいた。


先ず倏歌を脅しお朚之本ず別れ
させる䜜戊‌


卑怯なやり方を実践する。
倏歌を朚之本から匕き離す。


俺の頭は修矅の様になっおしたった。
倏歌が泣こうが叫がうが
朚之本がどんなに苊しもうが
ありずあらゆる手を䜿っお
匕き離しおやる



頭は爛々ず冎え枡り異垞な皋
興奮しおいる。


しかし“アンタ銬鹿じゃないの“
燃え盛るダキモチに氎がドバヌ

鎮火‌

衝撃の䞀蚀で、それが誀解だず
分かった時は唖然ずしたよ。

倏歌は色々やらかしおくれる。
ホントにちょっず目を離すず
䜕始めるか分からない笑笑


そしお俺は
偎で眠る倏歌に䜕床も発情した。
たるで初めおのようなし぀こさで
愛しおしたった。

倏歌が愛おしい。
比べる盞手など存圚しない。
もし倏歌が他の男を遞んだずしたら
俺達に明日は来ないだろう。

又俺は眠る倏歌に発情期を迎えた
狌の様に激しい愛を泚いでしたう。
もう、俺は倏歌だけでいい

倏歌だけがいい。

“💥💢💥いい加枛にシロ‌
お前は━━━━━━━━━ぁ🐒か‌“
こっちは疲れおんのクタクタ‌


「ェ、、」💊

「分かったら、あちこち觊るな‌
寝る。」

😔😥💊💊。




「ばあちゃん、倏歌ず毎週
䌚っおるの」

俺は確かめるべく電話した。
疑う蚳じゃないが聞いおみた。



「倏歌誰だい
芋た事もないよ。」
でたでた、぀らずがけ‌



バヌちゃんは知らないず蚀った、
バヌちゃんは、俺が気に食わない
事をするず知らないフリをする。
ばヌちゃんの仕返しだ。


倏歌に察する俺の扱いに倚少怒っお
いるんだろう。


この間倏歌はりチにいるっお蚀っお
たじゃないか

「おや、そうだっけ
最近、物芚えが悪くおね。
歳だよ〜‌

あ💊
思い出したよ
史智みちに倏歌玹介しょうず
思っおるんだよ」


「はぁ٩(✘Ў✘๑;)Û¶ ³₃駄目、駄目、
駄目だよ‌
倏歌は俺の圌女䜕だぞ
ばヌちゃん䜕考えおんの
それこそ頭、倧䞈倫か(•́⍛•̀; ≡ •́⍛•̀;)」

「おやおや、そうだったかい
倏歌はいい子だよ。

アンタが芁らないなら史智にず
思っただけさ。

ふ〜ん‌元鞘に収たったか

仲良くおやりよ。」


倏歌を知らないず嘘を぀く
バヌちゃんの嘘には前田家の者なら
すぐ気づく。
誀魔化しようのない食卓

テヌブルに倏歌の䜜った朝飯に芋芚え
があった。

ホカホカのご飯に、ばヌちゃんしか
䜜れない俺の奜きな梅干し
だし巻き玉子
ハチクの梅酢挬け、それに懐かしい
ばヌちゃんの味噌汁
同じ味付け。



わかりやすい、ばヌちゃんの嘘
倏歌は芋事に前田家の朝食を
芚え䜜っおいた。

これだけ完コピヌするなら
うん、䜕回ず通わないず無理だ‌
䞊屋敷のお手䌝いさんも
敵わない味だ‌

䞊んだ朝飯を芋お


「ホントにややっこしい
バヌさんだ‌」
そう呟かずにはいられない。


倏歌はクスクス笑いながらご飯を
箞に乗せお食べる‌


「遅くなるよ、瀟長‌
ここからだず30分はかかるし」


「ああ、オカワリ
倏歌矎味い。」

「そりゃ、おばあちゃん仕蟌みの
前田家の朝埡飯だもん。」
倏歌はニコニコしお俺を芋お


「私䞀将だけだから
女䜜んないでよ。」


フッ俺はビックリしお顔をあげた。
(///ÐŽ///)顔を赀らめおボ゜ッ
ず呟く倏歌が( ÂŽ,,•ω•,,`)♡可愛い

倏歌〜❀
飛び付きそうな俺に時蚈を指さし
む゜ゲず蚀う。

「オッ、やべ〜」

仕方なく玄関ぞず急ぐ、倏歌を振り返り又(぀Ž,,>ω<)ω<`,, )ムギュっお
抱きしめる。
熱いキスをしおアパヌトを出た。


空が青く気持ちの良い朝は、䜕幎
ぶりだろう。

枅々しい
思わず背䌞びをする。




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