BITTER SWEETSな俺愛🍩

埡先祖様の戊い

🐞🐞読めなかった方の為の
あらすじ。🐝

倏歌ず、歌音が、恋仲ず勘違いした
倏歌は䞀将を歌音に譲る為マンション
を出た。
栌安アパヌトに戻りふろで、リセットを兌ねおのんびりしおいるず
幜䜓離脱をした䞀将が珟れる
䞀将も倏歌も䞀将が霊䜓だず兄貎の
電話を受けお知る。
䞀将が、酒を飲みすぎおトむレで倒れおいたのを兄貎が発芋し救急車で
病院ぞず搬送されおいた。。
倏歌ず別れるくらいなら
䞀将はこのたた旅立぀ず蚀うが倏歌
の説埗で思い留たる。
無事意識䞍明の䜓ず察面し
䞀将は元の䜓に戻り 倏歌も又
䞀将ず生きお行く事になった。🐝
🐞🐞🐞


入院しお2日で退院した。
1日で2回も搬送され、救急隊の
人達には迷惑かけっぱなしで
申し蚳無かった。


「芪方様、どうやら䞞く
おさたりたした。

今2人を芗いお参りたしたが
雚降っお地固たるずは誠にこの
事にござりたする。」

「フムフム、そうかそうか‌」

「垂氎光源こうげんめ‌
色情霊を操り我が、子孫に手を
出した眪、容赊せんぞ‌」

「そろそろ、頃合いでござりたす。
や぀が䜕凊に隠れおいるか
探しおおりたする。」


「芪方様み぀けたした。」

䞀人の歊将が走り入っお来た。
「なにっ‌」
初代前田家圓䞻は立ち䞊がった。

「䜕凊におるのだ垂氎光源は‌」

「ハッ‌ 事もあろうか浮浪者に
なりすたし、前田家の玍屋に䜏み着いおおりたした。

《《なんず、誠か‌》》



スックず立ち䞊がり
前田拓鳎は癜い光の玉ずなり前田家
目指しお飛び立った

《《皆の者芪方様に぀づけヌ💥》》


幟぀もの、流れ星の様に駅前
のタワヌマンションの䞊から
飛び立぀、癜い神々しい
光を芋える人は芋たらしい。


アッずゆうたに前田家に着くず
玍屋には確かに浮浪者がいたが
気を倱っお倒れおいた。


「遅うございたした。
奎は又誰かに乗り換えおおりたす。」

「探せ━━━━━━━‌
垂氎はただ屋敷に居るぞ━━━━━‌
探せヌ」

前田拓鳎は叫びながら垂氎光源を探した。

䞊屋敷は突颚が吹き、朚々はしなるように揺れ雷もビカビカず光っおいた。

するずお経が流れお来お
前田拓鳎は ガシッず掎たれたように
動けなくなった。

拓鳎に着いおきた者達も金瞛りに
あった様に動けなくなった。

「ク゜り、祈祷垫に乗り移ったか
祈祷垫に封じ蟌みの術をかけさせたのか」


するず前田拓鳎の䜓が黒くなり始めた。

《《アハハハハ
◣ω◢)》》

「久しぶりじゃのう
前田拓鳎、ワシを芚えおおるか」
癜装束を纏い癜髪の髪を振り乱し
目は血走りゎツゎツずした
足で垂氎光源は珟れた。

「戯け‌
オノレ垂氎光源‌
よくも我が子孫にふざけた事を
しょうったな‌💥💢💥」


「お前が我が䞀族にしたこずを
蚱せんからじゃ‌

嚘、舞姫は瞁談が決たり、
嫁ぐばかりだった。
お前のせいで砎談になったわな‌💥💢💥」

「垂氎光源、お前が村人より
幎貢を取り立お村人は絞るに
絞られ、我が屋敷たで助けを求め
お来た。

ワシがこの地を蚪れ、様子を芋に来た
時は、䜕人もの村人が苊しみ
嚘を取り立おられ、人買いに売られ
幎寄りは死に耐えお散々な地獄絵
だったぞ‌

ワシはそれに我慢ならず
お前、垂氎光源、お前を打ったのだ‌」

「黙れ‌
瞁談が䞊手く行けば
村人も萜ち着く手筈だったのだ‌」

「その前に䜕人もの民が
死んでしたうだろう💥💢💥」

「目的は䞀぀だ‌
前田家を朰し
土地は返しお貰うぞ
我が䞀族の土地なのだからな‌」

垂氎光源ず前田拓鳎はお互い目を
血走らせ睚み合った

雷は地響きを蜟かせビカビカず
滝のように空から萜ちおくる。

「そんな事をさせるか‌」

「ꉂꉂ(ᵔᗜᵔ*)あははは
お前の魂はもうすぐ黒くなり
消滅する。
どう動くんだ‌」

くるりず癜装束を着た祈祷垫は
前田家の聖なる仏間に胡座をかき、
声高くお経を読んだ。

無ヌ無官浜花虚来仏 案鳎家系䞀仏他
来仏他〜亜川西野虚履空間眪人


少し離れおいた為運良く、頭に矢が刺さった歊将にはお経の力が届いおいなかった。

歊将は、拓鳎の子孫の䞀将が心配で
病院に残っおいたから、
駆け぀けるのが遅れおいた。

二人の仲を芋届け遅れ銳せながら

歊将は癜い発光䜓になりマンション
から飛び立った。


「ちゃヌんず寝おないずダメだよ。」
倏歌は䞀将の食事を甚意しお
食べるように箞をわたした。

ブロッコリヌのサラダず
春巻き、野菜タップリポトフ
ステヌキを甚意しおいた。

「りマヌ‌」
䞀将はガツガツず食べた、なんせ
1週間柔らかメニュヌだったのだ💊
やっず今日から普通に食べられるようになっおいた。
そんな幞せな時間は倏歌の悲鳎
ず共に終わった。

《《ギャアァァァァ━━━━‌》》
ボ(ДŽ)

突然倏歌が叫んだ、カヌテンが揺れ
そこから矢が頭に刺さった歊将が
血を流し、突然珟れたのだから、そりゃあビックリするわな。

「若様‌ た、倧倉です」

「だっ、だっ、だれだれ
若様っお誰
(Ž⊙ω⊙`≡Ž⊙ω⊙`)」


し、しかも萜歊者‌
ち、血が血が血が、頭からち、血が
い、痛そう‌ 槍ずっおあげたしょうか」
倏歌は目を现めお圌を芋た。

「ん」
䞀将も芋芚えのある姿圢を芋お
アッ(๑º△º๑;)!!

「あ💊貎方はあの日の‌」
䞀将は思い出したように叫んだ。

「芚えおおいででしたか
前田拓鳎家臣、守谷重節ず申したす。」

「ああ💊あの時はありがずう
ございたした。」
䞀将は歊将を芋お頭を䞋げた。

「な、な䜕を若様
私ごずきに頭を䞋げられおは
なりたせぬ。」

「だっだれ」
倏歌はビビりながら䞀将に聞いた。

「俺がトむレで倒れおいた時
䞖話になったんだ。」

「いえ若様、貎方が色情霊に取り憑かれた時、頭の痛みで色情霊から
解き攟ちおおりたしたのは
私の仕業です。

誠に申し蚳ありたせんでした。💊」


「あ、あのラブホから搬送され
た頭の痛みもそうなの
守谷さんがそうさせお䞀将を
守っおくれおいたんですか」

幜霊慣れした倏歌は案倖早く
守谷重節を受け入れおいた。


「はい 、効君の時もでございたす。」

「は

歌音ですか」

「歌音様が初めお泊たりになられた
時も色情霊が取り付いおおりたした。」

「はああああヌあ‌䞀将
どう蚀う事
アンタやっぱりぃ💥💢💥」

「いやいやいやいやいやいやいやいや
俺は知らないっお
本圓に💊な、守谷さん。」

「はい。
党おは垂氎光源の仕組んだこずに
ござりたす。
䞀将様の意思は動いおおりたせぬ。
私が憑䟝臎したしたゆえ
䜕もおきおはおりたせぬ。」

「そ、そうなのなんか
怪しいな(¬Ў¬)?」


「本圓にホントの事だよ。
(꒪ω꒪υ)」


「昔から据え膳食わぬは男の恥
ず申したすゆえ、劂䜕な物かず
思いたしたが
《《ん》》
いえいえそんな事はどうでも宜しい
のです。

今芪方様の䞀倧事で、
早く埡屋敷ぞお向かい䞋さい
前田家の䞀倧事でございたす、
詳现は行きながら申し䞊げたす。」


なんか分からないが
切矜詰たった様子は、
生きおる人も亡くなった人も
同じだ。
元々人なのだから。


「ずにかく行くぞヌ‌」
䞀将の蚀葉に抌されるたた財垃だけ
握っおマンションを飛び出した。

䜕時も高速半分迄来るず銬が珟れ
迎えおくれるのに、今日は䞀頭も
珟れない

守谷さんの蚀っおいる危機は
䞋屋敷迄及んでいるのか

䞊屋敷は歊将
䞋屋敷は商人
この2぀の皮類の霊が別れお珟れる。


前田家の䞋屋敷に着くず䜕も倉わらない。

「おや、倏歌どうしたんだい‌」

お婆ちゃんだけど䜕か違うのが
分かる。

さっき車の䞭で守谷さんが
「誰ずも喋っおはなりたせん。
たずえ前田家の人でも‌」

そう蚀うず守谷さんはスッず消えた。
(⊙⊙)!!倏歌ず䞀将は(⊙⊙)!!

いやいやいや充分、幜霊でしょう
スッず消えるのは幜霊の特城、
倏歌も䞀将もそう理解しおいた。



「ずにかく䞻語は犁止‌
守谷歊将の蚀う事は聞こう。」

でも💊
お婆ちゃんには悪いず
思った倏歌は声をかける。

「おば💊」

䞀将がクむッず手を匕いお銖を
振った。

䞀将は厳しい顔をしお倏歌をゞッ‌
ず芋た。

お婆ちゃんは(✧"✧)な目をしお
ゞッず立っおいた。

「あれは違う。
ダッパリ䜕かが起きおいる。」

倏歌も頷いた。

䞀将は倏歌の手をシッカリ握り
倏歌を連れお来た事を埌悔しおいた。


暗い道を歩いお䞊屋敷に䞊がる
䜿甚人は䜕時もの様に働いおいる、
が様子が違う。

生気を吞い取られたように蒌癜い
顔をしおいる。

屋敷の䞊には半分癜く光った発光䜓
が豆電球を吊るしたように
沢山散らばりいく぀も光っおいた。


その電球が黒くなり、䞀぀づ぀消えおいく。


䞀際光る発光䜓は、
半分黒くなりかけおいた

傍に守谷さんが立っおいお

「䞀将様、倏歌様」


跪き、
「我が䞻人、前田家創始者
前田拓鳎様にございたす。」

䞀将は呌ばれるでもなく拓鳎に
近付いた。

拓鳎の目が《《カツ‌》》ず
ちばしりながら芋開き䞀将ず目が合った。

䞀将の䜓が茝き、スヌっず発光䜓に
近付いた、柔らかく倏歌の手を離し
䞀将の䜓は䞊ぞ䞊ぞず䞊昇。

倏歌はその様子を䞋から目を真ん䞞
に芋開きみ぀めおいた。


䞀将ず拓鳎の身䜓が重なり
発光䜓は䞀将の䜓に入っお行った。


2人は地に足を付け、仏間ぞず
ドカドカず足音を響かせ進んだ。

䞀将の䜓に入った前田拓鳎は
垂氎光源がいる仏間を開けた

サササヌ
仏間が開くず光源は振り向いた。

それより仏間に鎮座する
䜛様を芋お😱😚😰驚いた。

鎖で動けないように、結界がはられ
星の圢の真ん䞭に座らされおいた。

先祖代々受け継いで来た䜛様の有り埗
ない姿が露芋した。

前田拓鳎の怒りは収たるこずは無く
「《《垂氎光源、ゆるさんぞヌ》》

この仏様は我が実家、前田家の
我が祖父より貰い受けた仏像じゃヌ

《《蚱さんぞ💥💢💥》》
芪方様の💥💢💥怒りは爆発‌



《《垂氎光源‌経は効かぬぞ‌💢》》
前田拓鳎は叫んだ

癜装束を着お癜い髪を振り乱し
振り返る垂氎光源は鬌の圢盞だった。

《《゚ヌ゚むッ‌芚悟いたせヌ💢》》

拓鳎は腰に収めおいた刀に手をかけた。
スタヌり〇ヌズに出おきそうな
金色に光るレヌザの刀が珟れるず
蟺り䞀面昌間の様に明るくなった。


ハヌッハハハハハ
「片腹痛いワ、笑わせるな」
光源も癜装束をパ━━━━━ッ‌
ず右手で剥ぎ取るず、祈祷垫はバタッず倒れた。
垂氎光源の顔は鬌の様に険しく、
身なりは黒ず銀金のラメ
のような光る王付き袎
光源も刀をゞワゞワず抜くず銀色に光るレヌザが珟れた。

キン キン キン
金属の音が絶え間なく続いた。

ハアハアハアハア
ハアハアハアハアハアハア

闇は闇を呌び暗くなる。
䜙蚈2人の戊いの様子が雷の光で
浮き出るように芋えおくる

ぅぅヌっ銀の刃に抌され肩の蟺りで
金の刀が掚し耐えおいる。

パアアヌン
飛び散るように2人は匟みを぀けお
離れた。

「どう、どうしょう。」

「倏歌様、💊あ、貎方はもしかしお‌」
オロオロする倏歌を芋お
守屋重節は叫んだ。

「😱゚ッ、䜕䜕
守谷さん」

守谷さんは倏歌の腹を指差し
「お子がおられたするな‌
23代目の埡圓䞻様で
ございたすか」

「゚ッ‌それ今聞く」

「はい 倏歌様、もしそうで
あられたすなら、この結界を
砎れたす。」

守谷さんは䜕やらお経をずなえ
始めた。

「倏歌様、お入りください
私は入るず燃えおしたいたす。

しかし倏歌様なら倧䞈倫でございたす。私の霊県で若様が芋えたする。」

そう蚀っお守谷歊将は倏歌の手を
撫でお又お経を読んだ。

倏歌は{{(>_<)}}震えながら䞀将を芋た
䞀将は刀を振りかざし倏歌を芋お蚀った。

《《今じゃヌ結界を砎り
䜛の鎖を切れ━━━━━━ツ‌》》

その声は嗄れ、䞀将ずは違う別人
の声だった。

「倏歌様萜ち぀いおくだされ
私の指瀺に埓っお真䌌しお䞋され。」

そう蚀うず守谷さんは✌を出した。
そしお鎖を指差し切る動䜜をしお
芋せた。

倏歌は慌おお✌を出し鎖を切った。
守谷歊将が✌を出し切る仕草を
しお芋せたから、その真䌌をした。

守谷歊将はりンりン頷いた。
結界に入り䜛様の鎖を切る時は
䞀蚀も発しおはならないず結界に
入る前に守谷歊将から聞いおいたからだ。

ただ守谷歊将の顔を芋ながら
倏歌はそれに埓った。

ガシャンガシャンず音のする鎖は
いかにも硬そうに芋えたが
その感觊はキッチンバサミで
焌肉のミノを切るような䞍思議な
感觊だった。



垂氎光源、もうお前は終わりじゃ
結界の鎖が切られた事を確認した
前田拓鳎は光源を抌し倒し叫んだ

《《垂氎光源よ、お前には情
ずゆう物が欠片も無い‌》》
グッサヌ

《《我がさえ良ければそれで》》
《《良いのか💥💢💥》》

ギ゚━━━━━━━━━━━━ツ‌
ドッカヌン⚡⚡⚡バキバキバキ
バキバキバキバキバキ⚡⚡⚡⚡⚡

雷が䞀本の束ノ朚に萜ちた。
そこには小さな祠が隠れる様に
立っおいた。

雷に打たれた束ノ朚が無くなり
祠がポンず珟れた。
誰も知らない気づかない草に巻かれた
祠だった


そしお
垂氎光源は黒い煙ずなっお消えた。
祠には光源ずだけ名前が掘っお
あった。

垂氎光源は、前田家の発展を草堎の
圱から恚みながら芋぀めお居たの
だろうか
䜕をおもいながら💊
䜕癟幎も前から😱

そんな悲しい光源の長い䞀生を
思うず、今床生たれ倉わるなら
幞せになっお貰いたい。
そう願わずには居られなかった。

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