BITTER SWEETSな俺愛🍩



あースッとしたーwww。♪♬♪

営業部に、入ると噂は夏歌の出勤
より先に流れていた。


「ちょっと、夏歌どうゆう事‼」



夏歌の同期で仲良しの絵里が夏歌を
見つけると、飛び付いてきた。
絵里は翔馬と同期の中津川真斗
と付き合っている。


夏歌と翔馬が仲を取り持ち良く
4人でデートしたり旅行にも行った。

絵里には一将の事はナアナアに
先に翔馬が浮気したことを話した。

「あーそうだったんだ
私何度か2人が残業してるの
見たワ。

あんなに夏歌の事大事そうに
してたのにねー

私も用心しなくちゃね。
あの胸は男を悩殺する威力が
あるってコトね‼」


「ま、まあね。
翔馬は乳フェチらしいから(笑)」


「そっかー怖い怖い😱‼
だから翔馬にアキレて夏歌も彼氏
作ったんだー納得‼」

「そ、そうだよ。
へへっ ま、どーでも
良いけどね‼」


「で‼」

・・・💦?「ん?で‼って?なに?」


「新彼よ!新彼‼ 何してる人?」


「えー😰えっと、内緒‼
もう少し付き合ってちゃんと
一緒に生きて行きたいって
思ったら話すよー。」



その時気づいた💦一将って何者?

絵里は何とか誤魔化したケド
家具や着ている物を見るとかなりの
お金モッチイって事は分かる。

危ない仕事じゃないよね。😱💦

何してる人?
それは聞いたらダメなんだろうか?




そんなある日の夜

「夏歌、なにしてる?」

「ん?寝るとこだよ!」

「どした?」

「ん?会いたくなった。」

「会いたくなった?恋人みたいじゃん。(๑°⌓°๑)なんかあったの?」

「まあね。」

「・・・・・・・・・」

「ウチくる?」

「行ってもいいのか?」

「うん。」
それから一将に住所を教えて
ナビが一将を連れて来た。



知り合って2ヶ月目、初めて一将が
来たいなんて?今頃?って感じ・・💦
遅くない?


まあ、ホンカノじゃ無いから
当たり前か‼

でも私達は自然な恋人じゃ無いから
それはアリなんだろうか・・・💦。

何があったのか一将は凄く疲れて
いるようだった。
風呂に入って直ぐ眠った。


「フム、来た意味ないじゃん。」
夏歌は何を期待していたのか?

むぐぐ、夜中息苦しさに目が覚めた。
一将の腕に抱きしめられていた。

「どーしたん?」
寝返りを打つと、一将の顔が
ド‼アップ、しかもイケメン‼

(º﹃º`)カッコイイ❤

切れ長の綺麗な目、綺麗な肌ウグググ

「夏歌の寝顔見ていたら
たまんなくなった。」
誘いの殺し文句‼タマラン

夏歌(っ´>ω<))ω<`)ギュッ♥

何回目か分かんないけど又
ヤっちまった。

「たまんなくなった。」


その一言に夏歌はカンタンに落ちて
しまった。


夏歌も隣で熱い息を吐く一将に
たまんなくなっていた
そしてヤリまくる。



私達は発情期を迎えた猫の様に
抱きあってニャンニャン。



😅なんてこった、猿にならないように気をつけねば・・・💦‼


チョコアイスを一本食べたら
もう一本欲しくなる、そんな感情と
一緒、一緒

一将をまた食べたくなるんだ。


私達は恋人では無い。

お互い目的が同じ
それ以上は、立ち入らない
超絶信頼関係‼


期間限定2年の仮のカレ、カノ
ならばこんな関係はセフレと呼ぶのか?

私達は大人、子供じゃ無い。
本能とは別に抑制する力もある。

本気にならない様にしなければ
彼にとって今は欲求の捌け口に、
他ならない。



勿論!私も言える・・・
気を抜くと彼を好きになりそうだ、
彼は同じ目的を持った、
契約彼氏、ホントの彼じゃない‼



私を利用し私も利用する。
彼の仕事も知らないし、マンション
にも一回しか行ってない。


でも、嘘ついてアルパカと
会っていた翔馬より、信頼している。
彼は期間限定とハッキリ言った。


翔馬の誤魔化しより、よっぽどいい。
彼は彼の人生
私は私の人生、決して交わらない
縛り付けも無い、自由を手に入れる
って・・・
こんなもんだろう。



自由の見返りに彼からの愛情も、
線引きされ限られ
てしまうのは
仕方ない事だ。


それが嫌ならやめればいい
彼はそう言うだろう。


会いたい時は会うし
そんな楽な関係も一生のウチに
一回くらいあってもいいんじゃね。

しかし・・・

前は1ヶ月に2回
その次は1ヶ月に3、4回
今は週に2回と頻度を増していた。
これじゃあ本物の彼女と錯覚して
しまう。

自分も断れば何もない、彼は
無理に要求しない。
なのに、彼を拒め無いのは自分も
スケベなのだと気付いてしまった。
そんな事が日常になって行った頃


ピコーン
「まずい事になった。」

切羽詰まったような一将からの
連絡が入る。

昼休憩で近くの公園にいた。
コンビニで幕の内弁当を買い
長椅子に座ると何処からかノラ猫
ちゃんが寄ってくる。



その中のミケ猫が夏歌のお気に入りだ。ミャーンと鳴きながら長い尻尾を夏歌の足に絡ませてくる。



「どした?」

ミケの背中をなでなでしながら一将に連絡を返す。

「バーさんが夏歌に会わせろとか
言い出してさ!」

「なーんだ笑
いいよ👍会ってあげるしー」

「気難しいんだ、夏歌大丈夫か?」

「大丈夫☺
私も一将のおばあちゃんなら
興味ある。♬」

「フー夏歌は何も知らないから
そんな事が言えるんだよ。
厄介なバーさんなんだから・・・。」

「何よ‼ じゃあ一将が断って
来なさいよ!
知らないから(๐•̆ •̆๐)プンプン」
ミャーンゴロゴロ、ゴロゴロ

夏歌の足元でミケが腹出して
ゴロゴロ

「わーかった、わーかった!
そのうち、日にち決まったら
連絡するよ。」

「うん。」

一将のばーちゃんか、どんな人だろう。
3月の声を聞けば、花々が咲き始める。
夏歌は、ばーちゃん子だ‼

一将のおばあちゃんてどんな人だろう。確か野菜を育てているって
聞いた事がある。

どんな土地に住んでいるんだろう、
夏歌は想像しながらウキウキしていた。

ニャーン ニャーンゴロゴロゴロ😽
足元で猫がじゃれついてくる。

こんな事も一時の癒しだ。


夏歌は顔、首、お腹に長い尻尾を
余すこと無くナデナデ
😽は体を擦り付けゴロゴロ喉を
鳴らした。


夏歌が去った後公園の猫はゴロン
ペロペロと腕を舐めながら横になった。



二、三匹の黒、白、三毛猫が近づいてきて😽の口を開けて喋った。


「親方様、あの娘が今の訳分からぬ
彼女より数倍良うございます。


2人を一緒に致しましょう。」


黒い猫は胡座をかいて
「全国、回ったが・・・
一将の連れ合いにはコレとゆう
娘は見つからなかった・・・



しかし・・・
(。-`ω-)ウム儂も気にいった。
灯台下暗しじゃ
中々身近な所に良き娘がおったんじや
なーニャハハハハ」


「親方様、私もあの娘がお似合いと
おもいます。」

4匹の😽達は長いしっぽを揺らしながらポッポッポツポッポッポと消えた。

3月の麗らかなノンビリとした
午後の事だった。


ニャン〜ゴロゴロニャン〜😽🐱😻😹




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