最期、きみに贈る物
君はなんて酷い人。

‘’咲良へ‘’

真っ白な紙に歪な字。
大して上手くもない文章がたったの数行、その上、文字はところどころ滲んでいてうまく読めない。

‘’何度.......れ変わ....もあなたを......。‘’

「...何、書いてんのか、読めないよ、.........」

__でも、きっとまた、この世界で君と。
そのときは、


101本の紅薔薇を君に捧げよう。
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