私の好きな彼は私の親友が好きで
お姫様抱っこで、新しい2人のベッドに大事に運ばれ、宝物のように
優しく、降ろされ、彼の揺らいだ瞳と見つめ合うと、自分の身体が
熱くなるのが解る・・
優しいキスが段々、息も出来ないほどに激しくなり、口の中を彼の舌が
絡め尽くす。知らない場所があるのが許せないように全てを、
彼の舌が私の中を蹂躙する。
2人の口から溢れ出す唾液が更にそそる。
絡み合う舌先と、漏れた唾液のピチャピチャする音が
部屋の中に異様に響き、余計に身体の奥が熱くなってくる。
そっと、私のルームウェアーの中に差し込まれた指先が
双乳に触れる・・コロコロと弄ぶ様に・・少し節くれだった
長い指と舌で交互にいたぶられ、息も絶え絶えになる・・
「・・・や ぁあッ」
何時の間にか、上半身は露にされ、その白いなめらかな腹部に
「ちゅ」と音を立て口づけを何度も何度もされ、身体が明らかに跳ねる。
そして又その舌は真っ白い胸のピンク色の蕾へと戻る。それを何度も繰り返す、
「う・・・ぁんつ、 ・・・・く う・・・ふぁ~」とその電流が流れるような
刺激に耐え切れず、声が漏れる・・恥ずかしくて唇を噛み締めると
「ダメ、ちゃんと啼いて・・ちゃんと聴かせて」
そう言ながら私の口の中に彼の指を咥えさせる。
その時の彼の顔が艶めかしくて背中がゾクゾクした。
さっきまで胸をいたぶっていた指が、足首から撫でられ、腿の所から
モフモフのお気に入りのショートパンツの中に侵入していた。
「ぁ あ・・う ンっ ひゃ」
彼の指先がショーツの上から私の一番敏感な所に触れる。
薫さんは、ズーとショーツの上から、私の敏感な部分を弄ぶ、
何度も、何分も、執拗に・・・私の知っているsexとまるで違う。
私の身体は、薫さん自身を受け入れる前に、指で、舌先で
何度となく電流が走り、崩れ落ち、又、電流が走り、崩れ落ちるを
繰り返した。
何度も、高みにもっていかれた私の身体全体が、
敏感になっていて、その中でも薫さん自身を受け入れたくて、
仕方が無い場所に、熱く猛った薫自信をあてがわれた時には、
入り口の部分だけで、意識を飛ばしそうになっていた。
「美月、ダメだ。ちゃんと俺を受け入れるまで、意識していろ!
今、美月の中に俺が挿入って、俺のモノになっていると自覚しろ!」
「…ぅん っあぁあ~ 薫さんのモノになって良いの?」
「 あぁ ずっと 俺だけを見て、俺だけを受け入れているんだ!」
「・・ぅん・・」
「美月、久しぶりだから、もう ・・・」
そう言って、いつの間にか付けた薄い膜越しに私の膣内で
果てた。
意識を失っていく中で、昨夜期待して何も無かった事に失望し、
今日の下着は・・・あ~ママが下着の手を抜いてはいけないと
言っていたのに・・明日からはきをつけようと・・思いながら
グッタリとし意識を手放した。
暫くして、意識が戻ると、薫さんが私の髪の毛を撫でていた。
「起きた?」
「・・・はい・・ゴメンなさい。私 途中で意識が無くなってしまって。」
「それだけ、 良かったって事?」
あわあわする私にソッとキスを落とす。
「美月が可愛すぎて、手加減できなかった。」
(あ、私の事 呼び捨てにしてくれている・・嬉しい)
「薫さんに、美月って言われると なんか 凄く嬉しいです。」
ギュツと抱きしめられ
「ダメだよ、煽ったら・・又、意識飛ばさせちゃうよ。」
「薫さんになら 何されても良いです。私、魅力が無いから昨日は・・」
「昨日、美月を抱かなかったのは、外出もしていて疲れているかも、と
思っていたのと。俺の我儘なんだけれど、大晦日と、元旦を跨いで抱いたら
出会っていない時も、抱いていたのと同じになるんじゃないかと・・
幼稚な考えだよな。忘れて。」
「イヤです。そんな素敵な事思ってくれていた事を忘れるなんて
出来ません。」
「恥ずかしいだろ・・良い大人が・・」
「ズーっと抱いて下さいね。」
「はぁ~ 折角、寝かしてあげようと思ったのに・・」
そう、言って薫さんは、又私に濃厚なキスをし始めた。