婚約破棄されたけど隣国の王子様と飛空艇で世界旅行してる私は超勝ち組!?
バシンッ!
レイスがすごい勢いでバスィーム王子の腕を叩いた。
慣れているのか、バスィーム王子は普通の顔をしている。
「買ったわけではない。ダリヤが望むならなんでも買ってやるが」
「やだぁ、物の喩えよッ。ば・か。気を悪くしないでねバンビちゃん。アタシあなたの事すっごく気に入ってるんだから♪ バスィに苛められたら言うのよ? アタシがバッチリ扱いてやるからね!」
「……大丈夫、だと……思います……」
「やだもう元気出してっ!」
デシッ!
分厚い掌が重たく肩に圧しかかる。
レイスがすごい勢いでバスィーム王子の腕を叩いた。
慣れているのか、バスィーム王子は普通の顔をしている。
「買ったわけではない。ダリヤが望むならなんでも買ってやるが」
「やだぁ、物の喩えよッ。ば・か。気を悪くしないでねバンビちゃん。アタシあなたの事すっごく気に入ってるんだから♪ バスィに苛められたら言うのよ? アタシがバッチリ扱いてやるからね!」
「……大丈夫、だと……思います……」
「やだもう元気出してっ!」
デシッ!
分厚い掌が重たく肩に圧しかかる。