婚約破棄されたけど隣国の王子様と飛空艇で世界旅行してる私は超勝ち組!?
「こいつレイスの筋肉に惚れているんだ」

「そうなのか。苦手なのかと思ったけど、打ち解けてよかったよ」

「親子みたいに見えたわ」

「ダリヤ、もっとビタミンを摂って」

「あぁ、う……」


どれから答えればいいかわからない!


「どうした。座れ」

「はぃ」


といっても4人掛けの席だ。
ライラが少しずれてくれて、確かにお尻をねじ込めそうだった。


「遠慮するな☆彡」

「えっ!?」


体が傾いだと思ったら、バスィーム王子の膝の上に座ってい……た。


「……」

「ははは☆彡 ダリヤは可愛いなッ」
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