満月の夜、甘い束縛





























"暖かさ"














いつもはなかった暖かさが華琉と一緒だと、幸せな気持ちでいっぱいになる。

























暖かくて、私の氷ついた心をどんどん溶かしてくれる。











































「湊。泣くなら1人で泣くより俺のところに来な」





















華琉に心配をかけたくなくて、声を殺して静かに泣いていたけれど華琉の言葉によって一気に溢れ出てしまった。











「うっ、、、、っ、、、、、」
















華琉の腕の中で私は泣いた







こんな幸せな気持ちで泣くことなんてないと思ってたな‥‥‥‥





















華琉の腕の中は暖かくて安心できて、ずっとそこにいたいと思うほどだった。



























笑った顔も喜んだ顔も、ちょっとムカつく顔も‥‥‥‥‥



















今日華琉に出会って、色んな顔を見てきたけどどんな顔でも華琉は私の世界を鮮やかにしてくれる。





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