満月の夜、甘い束縛
「あっ‥‥‥いや誤解だって!」
‥‥‥‥‥はぁ
ほんとに呆れるよ‥‥逆に今までどうやって起きていたのか知りたいほど。
私が毎朝どれだけ苦労して起こしてあげてるか‥‥
いくら呼んでも起きてこないから華琉の体を強引に揺らして、華琉が起きた頃には私がへとへとになっているのに‥‥‥
ちょっと意地悪してあげよ‥‥‥‥
「明日から起こしてやんない‥‥」
‥‥‥‥‥どうだろう?拗ねるかな?
「ちょっ!それだけは‥‥‥
俺が起きなかったら誰か送るのかな?‥‥」
うぅっ‥‥‥‥‥
都合のいい理由を付けてきたな‥‥‥
華琉なんかうっすら笑みを浮かべてこっちを見てるし‥‥‥