トンネルの向こう側
その日店のあと片付けをし終わって、オーナーのところへ行くと
男性なのに、見惚れるくらい煌びやかな人とオーナーが話しをしていた。

「恭弥、話ししてた河田君だ。」

「あ、君が… 河田君ですね。
はじめまして 
《スターダスト》を経営している恭弥です。」

「あ! はじめまして河田 将大です!」

「ふふ。 岡部さん、お預かりします。
いつからでもこちらは大丈夫です。」

「恭弥、俺の希望は、必ずコックに戻して欲しい。
それまでに借金返済もそうだが、卒業はさせてやってくれ。
経営の事も教えてもらえるか?」

「はい、わかりました。
じゃあ、3年くらいですかね。」

「あぁ、明日から、宜しく頼む。」

「はい。では河田君。明日の18時にこの名刺を持って、ウチの店に来て下さい。」

「ハイ。」


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