トンネルの向こう側
友貴と駅まで歩いていると、城山さんの会社の前を通る。
中をチラッと見ると、何と入口に恭一さんが立っていた。
私がペコリと頭を下げると、恭一さんは手を振って外へ出て来た。
「さやかちゃん! 仕事終わったの?」
「こんばんは。先日はご馳走さまでした。」
「あれ? 彼氏?」
恭一は、もしトモキなら仕掛けてみようと思い、とぼけた質問をした。
「え! いいえ、高校の同級生です…」
「へぇ〜 やっぱり、さやかちゃんはモテるね〜クスクス。」
「さやかちゃん、こちらの方は?」
「以前、助けていただいた方で、この会社の社長さんだよ! 友貴。」
恭一は、やっぱりコイツがトモキかぁ〜
確かに爽やか系のイケてるヤツだわなぁ〜
「今日は、この前電話した時どこかでお誕生日会のお泊まりするって言ってたよね〜」
「へ? あ…はい…」
「さやかちゃん、お誕生日おめでとう!」
「ありがとうございます。」
「じゃあ、また今度ね〜」
「はい。また今度。失礼します。」
中をチラッと見ると、何と入口に恭一さんが立っていた。
私がペコリと頭を下げると、恭一さんは手を振って外へ出て来た。
「さやかちゃん! 仕事終わったの?」
「こんばんは。先日はご馳走さまでした。」
「あれ? 彼氏?」
恭一は、もしトモキなら仕掛けてみようと思い、とぼけた質問をした。
「え! いいえ、高校の同級生です…」
「へぇ〜 やっぱり、さやかちゃんはモテるね〜クスクス。」
「さやかちゃん、こちらの方は?」
「以前、助けていただいた方で、この会社の社長さんだよ! 友貴。」
恭一は、やっぱりコイツがトモキかぁ〜
確かに爽やか系のイケてるヤツだわなぁ〜
「今日は、この前電話した時どこかでお誕生日会のお泊まりするって言ってたよね〜」
「へ? あ…はい…」
「さやかちゃん、お誕生日おめでとう!」
「ありがとうございます。」
「じゃあ、また今度ね〜」
「はい。また今度。失礼します。」