トンネルの向こう側
「はい。よろしくお願いします。」

「じゃあ、明日は7時半に出発しよう。
途中渋滞するかもしれないしさ。」

「うん。わかった。ありがとう。」

3人は、さやかの両親が承諾してくれたら、
今月中に引っ越しをするようにしようと話しをした。

すると、
さやかの携帯に友貴からのメールが入った。

「将大、友貴からのメールだ…」

「何だって？」

「この前、お誕生日のお祝い出来なかったからいつもの居酒屋へご飯でも食べよう　って…
どうしよう…」

「先輩が辞めて、残業が続いてるし当分無理って、メールしてみて。」

さやかがメールを返信すると、ピロリン〜と
また友貴からのメールだった。

「じゃあ、土曜日に行こうよ。だって…
はあ〜　どうしようかな。」

「じゃあさ、サプライズとして荒木さんと山本さんに協力してもらって一緒について行ってもらえば？」

「うん。そうしようか。
まず尚美と有紗に連絡してみるね！」

尚美も有紗も協力してくれる事になった。
2人から明日の実家挨拶、頑張れ〜と応援された！

友貴にいつもの居酒屋に土曜日18時ね！
っとメールすると、OKスタンプの返信がきた。

将大と私は、顔を見合わせた。

この経緯を5人のグループトークに入れると恭一さんからは、注意するようにと言われた。
将大は土曜日仕事が終わったら尚美と有紗を車で送るから尚美と有紗の3人でタクシーに乗って店まで来てとグループトークに入れると、尚美も有紗もOKスタンプが入り、
尚美と有紗がなぜ一緒に居酒屋に来たかの
理由も、3人で買い物をしててさやかについて来た事にする。

でも実際に3人で買い物する約束もした。


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