トンネルの向こう側
「まぁ、君が努力して頑張っているのはわかった。父さんも凄いと思うぞ。
問題は、さやかのストーカーだ!
さやかはどうしたいんだ?」

「私は…今のマンションはセキュリティも緩いから部屋の玄関前まで入ってこれるし…1人の時が怖い…
将大や将大のお母さんと暮らしたい。
この2週間くらいみんなに助けてもらってるの。
1人だと、ノイローゼになるかも…」

「お父さん、ゆくゆくは結婚するんだし住まわせてもらいましょうよ!」

「そうだな、何かあってからでは遅いからな!
河田君、悪いがさやかの事頼みます。」

「はい。早く引っ越しした方がいいと思いますので早急に手配します。」

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