トンネルの向こう側
「お母さんは、1人で帰れます？」

「大丈夫よ！　電車もわかるようになったから。」

「まだ時間あるし、さやかは一旦マンションに荷物置いてくる？　
でも一つくらいは持って来ないとダメだよ〜」

「そうしようかなぁ〜、
お母さん、恭一さんに電話してマンションに尚美と有紗も入って良いか聞きますね！」

「そうね。恭一さんもお休みだったしね。」

〜…〜…
「もしもし、さやかちゃん？どうした？」

「あの〜今、買い物は終わったんですけど結構荷物もあるし、お母さん1人で電車で帰すのも不安なので、
4人で恭一さんのマンションに行っていいか確認でした。」

「あ、良いよ〜。俺さ今、会社に来てて…
マンションに誰もいないから、どうぞ〜」

「ありがとうございます。
では、尚美と有紗もマンションに入りますので、宜しくお願いします！」

「は〜い。　
じゃあ、夜居酒屋にお迎え行くね！」

「はい。お願いします。」

4人で電車に乗り、マンションへ向かった。

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