トンネルの向こう側
そこへ 煌びやかに颯爽と、恭一が居酒屋に入ってきた!

さやかを目指し一直線に歩いてくる。
居酒屋にいた女性たちは、息を飲み恭一を見つめる…

「さやかちゃん! お待たせ!
尚美さん、有紗さん今日は買い物に付き合ってもらってありがとう!
2人も乗せて送るからね!」

「恭一さん、同級生の友貴とは以前会ってるよね! 
友貴も会ってるからわかるよね?」

「こんばんは! さやかちゃんから高校の頃の話しも聞いてますよ! 
これからは、俺がさやかちゃんの心配をするので、任せて下さいね!」

「ハァ… 2人は付き合ってるんですか?」

「アプローチの最終段階かな!ハハ。
友達なら、応援して下さいね!」

「え! あ、はい…」

「じゃあ、お姫様たちをお送り致しますね!」

「トモキさん。今日は飛び入りしてゴメンなさいね! また〜」

「トモキさん。今日はありがとうございました。」

「友貴、じゃあね! 」

「では、失礼します。」

あ然としている友貴を置いて、恭一さんがお会計をしてくれ私たちは恭一さんの車に乗り込んだ。

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