トンネルの向こう側
「恭一さんは、探偵さんみたいですね!」
みんなで大笑いし、
「今日は、ウチにヒロもいるからね。」
「え! 将大が?」
「さやかちゃんの事が心配なんだよ。」
尚美と有紗を送り、恭一さんのマンションへ向かう車内で…
「さやかちゃん。ヒロはさ確かにホストだっただけど、お客様に無理矢理お金を使わせたりしなかったよ。
気分良く、お客様は呑んで帰られてた…
あとさ、一般の人から見たらさお客様と肉体関係があるだろうとか思われがちな仕事だけど、俺の店では禁止してたし、
ヒロはそんな事してないよ! 絶対!
ヒロの事を信じてあげてね!」
「はい。将大はウチの親に挨拶した時も家族になる人には嘘や誤魔化しは嫌なのでって言って、
ホストでバイトしてた事も話したんです。
親は、普通は自分を良く見せようとするのに誠実だし、努力してる姿を聞いて、
結婚前提の交際を賛成してくれたんです。
私は、将大の事を信じます。」
「さやかちゃんのその言葉が聞けて、俺も嬉しいよ。
何とかトモキが諦めると良いな。」
「ハイ。何があっても将大の側にいます。」
みんなで大笑いし、
「今日は、ウチにヒロもいるからね。」
「え! 将大が?」
「さやかちゃんの事が心配なんだよ。」
尚美と有紗を送り、恭一さんのマンションへ向かう車内で…
「さやかちゃん。ヒロはさ確かにホストだっただけど、お客様に無理矢理お金を使わせたりしなかったよ。
気分良く、お客様は呑んで帰られてた…
あとさ、一般の人から見たらさお客様と肉体関係があるだろうとか思われがちな仕事だけど、俺の店では禁止してたし、
ヒロはそんな事してないよ! 絶対!
ヒロの事を信じてあげてね!」
「はい。将大はウチの親に挨拶した時も家族になる人には嘘や誤魔化しは嫌なのでって言って、
ホストでバイトしてた事も話したんです。
親は、普通は自分を良く見せようとするのに誠実だし、努力してる姿を聞いて、
結婚前提の交際を賛成してくれたんです。
私は、将大の事を信じます。」
「さやかちゃんのその言葉が聞けて、俺も嬉しいよ。
何とかトモキが諦めると良いな。」
「ハイ。何があっても将大の側にいます。」