トンネルの向こう側
親達が、相談していた。

「私は、役所を3日間しか休みをもらえなくて今日泊まったら明日は地元に戻らないと行けないんです。」

「私は、専業主婦ですし出来れば、
将大さんのお家に泊めていただきたいんです。
せめて、さやかが目覚めてから、一旦戻ってまたお世話になりたいんです。すみません。」

「もちろんです。私と将大はとりあえず1週間お休みをいただきましたので、その後は私がさやかちゃんの面倒も看れますし、
お母さんやお父さんにもいつでも来ていただいて、ウチに泊まって下さい!
私も将大も心強いですし! お願いします。」

「お父さん、お母さん、
本当にいつでも来て下さい。お願いします。」

さやかのご両親は、そうさせてもらいますとお礼を言われた。

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