トンネルの向こう側
さやかのいた世界
さやかは 夢を見ていた。

自分でもこれは夢の中だとわかっている。

不思議だなぁ〜
夢見てるのを自覚してる夢なんて初めてだから、将大にも教えてあげよっと! ふふふ。

さやかはなぜか ふわ〜と手を広げて空を飛んでいた。
山や草原、川が流れる森など綺麗な景色を見ている。 

背中に当たるお日さまの暖かさがとても気持ちが良い。 
お花畑に飛んできたら、急にお花畑の中にいたさやか。 アレ?
周りを、見渡すと色とりどりの花々がキラキラしながら咲いている。
わぁ〜キレイ〜

すると、向こうの方から若い女の子と若い男の子が、歩いて私の前まで来た。

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