トンネルの向こう側
すると地面がストンと穴が空いたように落ちたさやかり
次は、真っ暗なところにいた。
暗闇に目が段々と慣れてくると、ずぅーと向こうの方に出口なのか
かすかに明るい点のようなものを見つけた。
私はそれを目指して歩くことにした。
回りは真っ暗なので、ゆっくりと歩き出す。
すごく歩いているのになかなか近くならない。
頑張って一生懸命に歩いて行くと、
明るい点が少しずつ大きくなってきて丸い形になってきた。
それでも歩いて行くと本当にトンネルの出口の様だった。
エコーがかかった声で「さやか!さやか!」と呼ばれている。
え! 私の事? 早く行かなきゃっと走ってトンネルを抜けた!
ヤッタ〜 やっと出てこれた〜
眩しくて目をギュ〜っとつぶった
「さやか! さやか! オレだぞ!将大だぞ!」
うるさいな〜 わかってるよ。
私は目をうっすら開けると、将大がいた!
「ま…さ…ひ………ろ」
将大は泣きながら、私に
「さやか! 良かった!あ、ナースコール!」
何だか 慌ててる将大が可笑しくて笑いたいけど、口元に何かつけられてる?
アレ? 私………
次は、真っ暗なところにいた。
暗闇に目が段々と慣れてくると、ずぅーと向こうの方に出口なのか
かすかに明るい点のようなものを見つけた。
私はそれを目指して歩くことにした。
回りは真っ暗なので、ゆっくりと歩き出す。
すごく歩いているのになかなか近くならない。
頑張って一生懸命に歩いて行くと、
明るい点が少しずつ大きくなってきて丸い形になってきた。
それでも歩いて行くと本当にトンネルの出口の様だった。
エコーがかかった声で「さやか!さやか!」と呼ばれている。
え! 私の事? 早く行かなきゃっと走ってトンネルを抜けた!
ヤッタ〜 やっと出てこれた〜
眩しくて目をギュ〜っとつぶった
「さやか! さやか! オレだぞ!将大だぞ!」
うるさいな〜 わかってるよ。
私は目をうっすら開けると、将大がいた!
「ま…さ…ひ………ろ」
将大は泣きながら、私に
「さやか! 良かった!あ、ナースコール!」
何だか 慌ててる将大が可笑しくて笑いたいけど、口元に何かつけられてる?
アレ? 私………