トンネルの向こう側
「今回、ヒロが3週間くらい休んだので、お客様から辞めたのかとか病気なのかとか問い合わせや、
店に来たのにヒロが休みだとわかると、すぐに帰ってかれるお客様が多かったんです。」
「そうなんだ〜河田くん、ホストに未練ない?
華やかな、ホストクラブからキッチン岡部の厨房へ引っ込む事になるんだよ」
「全然ありませんよ! 今回父親の使ってた包丁を見て、やっぱりオレは厨房が良いと思いましたから! ハハハ。」
「よし! スターダストのヒロの引退セレモニーと合同で、俺の引退セレモニーもやるわ!」
「え! 恭弥さんも?」
「うん。
翔にさ、店ごと買わないか打診したら、アイツの太客が金を出して翔をオーナーにするらしいんだわ。
キャスト達には、内緒にしてくれな。」
「もちろんです!」
「12月までは俺の店だけど、1月1日から翔の店になるから。
キャストには12月になったら伝えるつもり。
キャストが一斉に辞めたら翔も困るだろうし…」
店に来たのにヒロが休みだとわかると、すぐに帰ってかれるお客様が多かったんです。」
「そうなんだ〜河田くん、ホストに未練ない?
華やかな、ホストクラブからキッチン岡部の厨房へ引っ込む事になるんだよ」
「全然ありませんよ! 今回父親の使ってた包丁を見て、やっぱりオレは厨房が良いと思いましたから! ハハハ。」
「よし! スターダストのヒロの引退セレモニーと合同で、俺の引退セレモニーもやるわ!」
「え! 恭弥さんも?」
「うん。
翔にさ、店ごと買わないか打診したら、アイツの太客が金を出して翔をオーナーにするらしいんだわ。
キャスト達には、内緒にしてくれな。」
「もちろんです!」
「12月までは俺の店だけど、1月1日から翔の店になるから。
キャストには12月になったら伝えるつもり。
キャストが一斉に辞めたら翔も困るだろうし…」