トンネルの向こう側
恭一が店から出て、自宅マンションに帰る途中駅付近でさっきの女の子3人がホスト風の男2人に塞がれていた。

「私達は、行きません! 退けて下さい!」
ホストA
「そう言わずに〜初めてのお客様は3000円だけだから〜、飲みに来てよ〜ね〜」
ホストB
「ホラ、君、コッチだからさ〜」

ホストBがさやかの手首を掴み、強引に引っ張って行こうとするのを見た恭一。

「ねえ、君たちどこの店?」
ホストA
「うわ〜、マジで? なんでココに…
スターダストの恭弥さんだよ〜 スゲェ…
やっぱり伝説の人だなぁ、カッコイイ!」

「だから、お前らどこの店なんだよ!」
ホストA
「ディープ シーです! 翔さんの店です!」

「こんな駅前で キャッチ? なんで?
あのさこの子たちは、知り合いの娘さんだから店には行かせないからな!」
ホストA
「ハイ! すみませんでした!」

「じゃあ、散れ!」

AもBも 走っていなくなった。

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