トンネルの向こう側
尚美と有紗、さやかは、携帯のグループトークで、土曜日に連絡し合った。

尚美は、恭一に対してより一層憧れたようだし、
有紗はビックリしたが、さやかの手首を気にしてくれた。
さやかは、手首は腫れもせず、
肌は、赤から茶色っぽく薄れてきた事を話した。


やはり、城山さんと、岡部さんへは菓子折りを持って挨拶しようと決めて、
月曜日の会社帰りにキッチン岡部へ行く事にした。

ワリカンで菓子折りを2つ、尚美が立て替えて買って来てくれる事になった。

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