トンネルの向こう側
私達を見て、笑顔になり、
「いらっしゃいませ。3人共もう大丈夫?」

「金曜日は、大変、お世話になりました。
ありがとうございます!
あの、私達からの気持ちです。

そして申し訳ありませんが城山さんには岡部さんからお渡しいただけますでしょうか…」

「わざわざ、ありがとう。有り難くいただくね。
恭一にも、渡しておくね!
さあ、コーヒーでも飲んでいって!
さあ〜こちらのテーブルへどうぞ。」
3人は、顔を見合わせて頷き、テーブルにつく。

「恵さん、コーヒーを4つ出してもらえますか?」

「はい。」

お客様も何組かいたが、岡部さんは私達とテーブルにつき話しをした。

「金曜日の夜は、岡部さんと城山さんにお世話になり、本当にありがとうございました。」

「岡部さんに手当てもして頂いて、
その上、城山さんに車で送っていただいてありがとうございました。」

「この通り手首は、なんともありません。
本当にありがとうございました!」

「いや、3人が元気なら、良かった。」ニコ。

「あの〜、私達3人は、こういう者です…」
有紗とさやかは、バックをゴソゴソし、
3人で、名刺を岡部に渡した。


テーブルにはコーヒーが運ばれてきた。
岡部さんから、どうぞ飲んで〜と言われコーヒーを飲み始める。

「あぁ〜、〇〇工業化学の社員の方々なんだね!
ありがとう。わざわざ。
もし、時間あるなら恭一に連絡して来てもらおう! ちょっと待ってて。」
岡部さんは、恭一さんに連絡している。

「恭一? 今、金曜日のお嬢さんが3人いらしてて… うん。 そう。
じゃあ待ってるな。」 ピッ!

「今ね、恭一もコッチに向かってたみたい。
もう少しだけ、待っててね!

荒木さんは、受付。 
山本さんは、総務部。
江口さんは、社員食堂 管理栄養士さん…

〇〇工業化学さんは、本社の社員さんはかなりの人数だよね、 君たちのお仕事も大変だね、」

「はい。私達は新入社員研修で仲良くなって、部署は違いますが良く出かけます。」

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