片思い〜先生、私諦めません〜
塾は3月から新学年

2年生の勉強に入った

個別の先生・集団の先生は変わる曜日もあったが、私の先生は全く変わらなかった

月曜日の集団の時間驚く事があった

ハゲの授業にも、加山先生の授業にも全く集中できず、時間だけが過ぎていった

「るあさん?ここわかるかー?」

ボーっとしすぎて当てられてるのにも気づかないくらいだった

えまちゃんが後ろからトントンってしてくれてやっと気づいた

「えーと、わからないです」

「ちゃんと授業聞いとけよー」

聞いてても内容が入ってこない

ようやく授業が終わり個別の部屋へと向かった

やっぱり見間違いではなかった

月曜日にいるはずのない川中がいた

「ど、どうしているの?」
「新学年になって担当曜日が変わったの」
「そうだったんだ」

私が集団の時に川中は個別の先生

集団が終わったあとに喋れるようになって
舞い上がった

毎週月曜日の集団が楽しくなった

塾は10時まで授業なのに
川中と話すために10時半まで残った
帰宅は毎回11時頃だった
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