契約結婚のはずが、極上弁護士に愛妻指名されました
「でもべつに渚だけじゃいないぞ、千秋だって二歳の時に……」
「や、やめてお父さん、それ以上言わないで‼︎ う、訴えるわよ!」
「このくらいじゃ、訴えてもなんにも認められんよ」
相変わらず父と姉は、ぎゃあぎゃあとやり合っている。
「祐君ー! なんとかしてよ。私の顧問弁護士でしょー」
千秋に揺さぶられて、ゆらゆらしながら、祐介が情けないことを言う。
「千秋、お義父さんのいうことに間違いはないんだよ」
「いくじなし!」
今度は祐介も巻き込んで、ぎゃあぎゃあとやる三人に、渚と和臣は、お腹を抱えて笑った。
目尻の涙を拭く渚に、和臣がこっそり囁いた。
「本当に、君たちといると飽きないよ」
「や、やめてお父さん、それ以上言わないで‼︎ う、訴えるわよ!」
「このくらいじゃ、訴えてもなんにも認められんよ」
相変わらず父と姉は、ぎゃあぎゃあとやり合っている。
「祐君ー! なんとかしてよ。私の顧問弁護士でしょー」
千秋に揺さぶられて、ゆらゆらしながら、祐介が情けないことを言う。
「千秋、お義父さんのいうことに間違いはないんだよ」
「いくじなし!」
今度は祐介も巻き込んで、ぎゃあぎゃあとやる三人に、渚と和臣は、お腹を抱えて笑った。
目尻の涙を拭く渚に、和臣がこっそり囁いた。
「本当に、君たちといると飽きないよ」