契約結婚のはずが、極上弁護士に愛妻指名されました
 渚はちょっとムキになって言い返す。そして頬を膨らませて音川を睨んだ。
 音川がはははと笑いながら、「じゃあ、僕はひとり寂しくコンビニにでも行こうかな」と言って事務所を出てゆく。
 その背中を見送ってから、渚は思わずくすりと笑う。
そしてお箸を取り弁当を食べはじめた。
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