おとぎ話の裏側~身代わりメイドと王子の恋~
城の中で行われた盛大なパーティー。
豪華なシャンデリアが照らす大広間には、テーブルに乗り切らぬ程のごちそう。
ホールの奥では楽団が優雅な音楽を奏でています。
入れ替わりがバレることなく無事に挨拶を終えた大広間。
ラヴァンディエ王国の王子の様子を観察しようと隠れていると、王子の従者に出会います。
シルヴィア姫は、従者にラヴァンディエ王子のことを聞こうと話しかけますが、すっかり意気投合。
王子ではなく、従者に惹かれてしまいます。
ふたりで過ごすひとときは、とても楽しいものでした。
しかしメイド服を着ていても、自分はレスピナードの姫。
従者との恋は許されません。
一方、シルヴィア姫のドレスを着たリサはラヴァンディエ王子に求愛され、2人も惹かれ合っています。
当然、ドレスを着ていてもリサは侍女。
ラヴァンディエ王国の王子とは身分が違い、結ばれることのない恋です。
自分が入れ替わりを提案したせいで、自分の恋だけでなく、リサの恋までめちゃくちゃにしてしまったと嘆くシルヴィア姫。