本能で恋をする~again~
「はぁー」
「おい、海斗!もうやめろ!こっちまで不幸になる」
一平さんが呆れたように言う。
その日の夜。今、一平さんと叶斗の三人で居酒屋に来ている。
「たまには気持ちよく送り出してあげなよ!凛音ちゃんかわいそうだよ?」
叶斗まで、呆れている。

「あー、凛音に会いてぇー、抱きてぇー」

「うるせーよ!!!」
「そうだよ!周りの人達の迷惑だよ!」


「でもよ、絶対、ナンパの嵐だな!」
「まぁ、否めないよね…」
一平さんと叶斗が言う!
「やっぱ今から追いかけようぜ!」
「無理だろ!!」
二人がハモる。

「まぁ、こうゆう時嫁さんが美人だと困るな!」
一平さんがしみじみと言う。
「特に凛音ちゃんは、出先で必ず一回はあるよね…!」
叶斗も賛同する。
「凛音…大丈夫かな?」
「まぁ、君加がいるから大丈夫だろ!アイツ、カズ産んで更に強くなったし!」
「母親強しだね!」

「凛音…早く帰ってきて!」
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