本能で恋をする~again~
会社帰り、花屋にいた。
「妻にあげたいんだけど、適当に見繕ってくれる?」


花束を買い、家に帰った。
「ただいま、凛音!」
「おかえりぃ。うわぁ綺麗!花束、どうしたの?」
「凛音にあげたくて、買ってきた」
「ほんと?ありがとう!素敵☆」

花束を抱えた凛音。
ほんとに綺麗だ。
「凛音」
「ん?何?」
「ダイエットすること、俺は何も言っちゃいけないんだろうけど、無理はしないで?もし倒れたら、大変だろ?」
「海斗…」
「凛音は今でも十分に、綺麗で可愛いよ!心配な位に…」
「海斗…うん、わかった!ありがとう!ごめんね、心配かけて…」
「ううん」
「さっそく飾ろうっと!花瓶あったかな?」
凛音がクローゼットに向かう。

結局花瓶はなく、
「明日パート帰りに、買いに行ってくるね!」
「あぁ。喜んでくれてよかった」
「うん!ありがとう、海斗」

俺はどんな凛音でも、凛音が一番だ。
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