本能で恋をする~again~
*****君加 side*****
「あー、いい気分転換になったぁー!」
「だな!海斗と凛音ちゃんのお陰だな!」
「そうね!」
二人にカズの子守りをしてもらい、お礼のいい肉を片手に私達は海斗の家に行った。

ピンポーン
「はい、どうぞ!」
「え?今の叶斗くんだよね?」
「そうだな!」
不思議に思いながら、家へあがった。

「お邪魔しまーす!凛音ー?」
「お邪魔ー」

「今凛音ちゃんは、カズくんと寝てるよ!」
と、叶斗くん。
「なんか、海斗さんと凛音喧嘩して、凛音、海斗さんと口聞いてないみたいですよ!」
と、美久が小声で言ってきた。
よく見ると、海斗はソファーでスマホを扱っている。
明らかに機嫌が悪い。

「おい、海斗!なんなんだよ!このどよーんとした雰囲気!」
「凛音が口聞いてくれないんだよ!しゃーねぇだろ?」
「なにがあったんだよ!」

私達四人は海斗から、昨日あったことを全て聞いた。
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