本能で恋をする~again~
「君加!お待たせ!」
「あっ!ごめんね…このバカップルが………」

え―――――?
「え?」
またハモる、俺と凛音。
それもそのはず。
「あれ?君、この前の……」
「何、知り合い?柊ちゃん」
「うん。ちょっとね!」
「何よ!教えなさいよ!」
「あ、あのきみちゃん!この前ナンパから助けてくれたの」
「まぁ、そうゆうこと?」
「あーそうだったんだ?天使ちゃんね!」

天使―――?なんだ、それ?
それから俺達は自己紹介し、この男が井上 柊だと知る。一平さんの元・同業者で、親友らしい。
一平さんの友達とゆうことは、そうゆうことだよな。
井上さんは俺達が残したパフェを一人でペロッと食べあげた。

「だからか!」
「何?凛音」
「井上さんが助けてくれた時、なんか海斗みたいだったから、どうしてかなって思ってたの!
海斗も助けてくれる時、相手の人を見るだけで怖がらせるから。井上さんもそんな感じだったから」
「あー、柊ちゃんはまだ現役だからね!」
マジかよ!てゆーか凛音!何見とれてるんだよ!

「凛音!帰るぞ!」
「え?もっと話、したい!」
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