本能で恋をする~again~
「じゃあ海斗お先にー」
「あぁ、お疲れー」
俺も社長室を出る。
「ん?何やってんの?」
「え?あ、すみません!」
そこには書類の上にお茶がぶちまけられていた。
「なんだよ、これ?」
「ちょっとした、嫌がらせです」
「は?」
「私が社長達の秘書になったから…」
そう、コイツ・田島は妊娠で今つわりがひどい美久の代わりに短期で秘書として雇った人だ。
秘書課の奴等は、他にも忙しいのでわざわざ雇ったんだが……
「そっか。悪かったな…俺と叶斗のせいだよな…」
「いえ…大丈夫です」
「秘書課の奴等には、俺が言っとくから」
「でもそれじゃ、また……」
「大丈夫だから」
次の日
「―――ってことで、今後一切田島に嫌がらせすんなよ!」
「でも、社長!」
「俺も叶斗もお前等が毎日忙しいから、田島に短期でお願いしたんだから!」
「でも…」
「でも?なんだよ!なんで女ってそうなんだよ!妬みをこんなやり方でしか晴らさないんだ?
悔しいなら、努力して見返せばいいだろ?」
「………」
「とにかく仕事なんだから、しっかり頼むよ!」
ガチャン――――――
「カッコいいね、海斗」
「は?」
「秘書課のみんなに言った言葉だよ!」
「凛音なら、そう言うかなって!」
「また、凛音ちゃん(笑)?」
「当たり前だ!」
「だね(笑)」
「あぁ、お疲れー」
俺も社長室を出る。
「ん?何やってんの?」
「え?あ、すみません!」
そこには書類の上にお茶がぶちまけられていた。
「なんだよ、これ?」
「ちょっとした、嫌がらせです」
「は?」
「私が社長達の秘書になったから…」
そう、コイツ・田島は妊娠で今つわりがひどい美久の代わりに短期で秘書として雇った人だ。
秘書課の奴等は、他にも忙しいのでわざわざ雇ったんだが……
「そっか。悪かったな…俺と叶斗のせいだよな…」
「いえ…大丈夫です」
「秘書課の奴等には、俺が言っとくから」
「でもそれじゃ、また……」
「大丈夫だから」
次の日
「―――ってことで、今後一切田島に嫌がらせすんなよ!」
「でも、社長!」
「俺も叶斗もお前等が毎日忙しいから、田島に短期でお願いしたんだから!」
「でも…」
「でも?なんだよ!なんで女ってそうなんだよ!妬みをこんなやり方でしか晴らさないんだ?
悔しいなら、努力して見返せばいいだろ?」
「………」
「とにかく仕事なんだから、しっかり頼むよ!」
ガチャン――――――
「カッコいいね、海斗」
「は?」
「秘書課のみんなに言った言葉だよ!」
「凛音なら、そう言うかなって!」
「また、凛音ちゃん(笑)?」
「当たり前だ!」
「だね(笑)」