本能で恋をする~again~
2
そして海斗は凛音一筋だ。
ウザイくらいに。
「凛音?どこいくの?」
「ん?トイレだよ」
「あっそう!行ってらっしゃい」
凛音が席を立つと(自分の傍から離れる)、必ず聞くのだ。
ウザイ――――!
「凛音?どこいくの?」
「ん?叶斗くんのビール少なくなったから、冷蔵庫に取りに行くんだよ!」
「は?なんで、凛音が取りに行くの?美久が行けばいいじゃん?つーか、叶斗が自分で行け!」
「美久はカズくん見てるし、叶斗くんが冷蔵庫あさるのおかしいでしょ?」
「だったら、叶斗!我慢しろよ!飲むの」
「はぁー。いいよ!凛音ちゃん。僕はお茶で十分だから」
ウザイ――――!
「凛音?どこいくの?」
「ん?カズくん眠っちゃったから、毛布取りに行くの」
「別に凛音が取りに行かなくていいじゃん!」
「だって、きみちゃんの胸の中で寝てるんだよ!きみちゃん行けないでしょ?」
「だからって――――――」
「あーもー、ウザイ!!海斗!!」
ウザイくらいに。
「凛音?どこいくの?」
「ん?トイレだよ」
「あっそう!行ってらっしゃい」
凛音が席を立つと(自分の傍から離れる)、必ず聞くのだ。
ウザイ――――!
「凛音?どこいくの?」
「ん?叶斗くんのビール少なくなったから、冷蔵庫に取りに行くんだよ!」
「は?なんで、凛音が取りに行くの?美久が行けばいいじゃん?つーか、叶斗が自分で行け!」
「美久はカズくん見てるし、叶斗くんが冷蔵庫あさるのおかしいでしょ?」
「だったら、叶斗!我慢しろよ!飲むの」
「はぁー。いいよ!凛音ちゃん。僕はお茶で十分だから」
ウザイ――――!
「凛音?どこいくの?」
「ん?カズくん眠っちゃったから、毛布取りに行くの」
「別に凛音が取りに行かなくていいじゃん!」
「だって、きみちゃんの胸の中で寝てるんだよ!きみちゃん行けないでしょ?」
「だからって――――――」
「あーもー、ウザイ!!海斗!!」