本能で恋をする~again~
男三人凛音に釘付け―――

「あっ、見とれてるわね!」
「ですね(笑)予想通りですね」
「でもなんでだろ?あんまり嫉妬心ないんだよね、凛音には」
「私もです!凛音が海斗さんにゾッコンだからですかね?」
「確かに(笑)」

この六人、今は旅館に併設してある温水プールにいる。
「宿泊者は自由なんだって!どうする?水着もレンタルできるらしいわよ!」
「え?行きたい!行く!」
「私は妊婦だから…」
「美久は少し上から羽織って、足つける位にするだけでもどう?」
「そうですね…そうしようかな?」
「ダメだろ!?凛音の水着俺以外が見るとか!」
「僕も美久ちゃんが心配だな。身体冷やしたりしたら…」
「え…行きたいな…お願い…海斗、叶斗くん…」
(だから、やめろその目!)
(凛音ちゃん、あざといよ…)
「わかったよ…凛音」
「しょうがないなぁ…」
「ありがと!」
「フフフ…凛音には敵いませんね!」
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