本能で恋をする~again~
「で!ガキ共!どうしたい?二つ選択肢をあげるぞ!」
一平の言葉にナンパ男達が、ビクッとなる。
海斗、一平、叶斗の三人の前に正座して座っている。
「悪いけど今回僕も腹立ってるから、海斗を止めないよ!」
叶斗の静かな言葉もそれなりに怖い。
「一つが、俺の仲間のお兄さん達と遊ぶ。
もう一つが、海斗と遊ぶ。どっちがいい?」
一平が言った。
「え?」
「早く決めろ!ガキ共!」
一平が更に凄む。

「おい!ガキ共遊ぼうぜ!まぁでも時間が惜しいから、ちょっとだけだけどな!」
「あの……」
「はい、時間切れー。海斗と遊んで来い!」

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
「あれ?海斗は?」
「ちょっと仕事の電話だよ!大丈夫。すぐ戻って来るよ!それまで僕達と五人で遊んでようよ!」
「うん!」
「じゃあ今度こそ遊ぶか!」


30分後、どこかスッキリした海斗が戻って来た。
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