本能で恋をする~again~
「どうする?凛音」
「さすがに子どもっぽいよね?」
「俺は嫌だぞ!さすがに恥ずかしいからな!」
「私も少し疲れたので、座ってます」
「だったら僕は美久ちゃんの傍にいる」
「海斗は?」
「うーん。さすがに恥ずかしくね?子どもしかいねーじゃん!」
「やっぱやめよ!凛音」

「でも御褒美、苺ケーキ……しかもスペシャル…」

(ガキか!!)
凛音以外の心の叫び。
「でも、いいや!みんなを困らせたくないし!美久もあんまり無理させたくない。もう上がろうよ!」
「いいの?凛音…」
「うん、海斗。もうワガママ言わない!」
「いいんだよ!凛音のワガママ大歓迎!」
(よくねーよ!)
海斗、凛音以外の心の叫び。

「だな!上がるか!もう少しで飯だろ?その前に温泉入ろうぜ!」
「温泉!!入る!!行こっ!!」
(切り替え早っ!)
凛音以外の心の叫び。
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