初恋の王子様は、夜の王子様でした。
2時間後ーーーーー。
「出来ましたよ。」
二次元の住人の美容師さんに
言われて、鏡を見てみると、、、。
「え?誰ですか、、、???」
そこには見た事もないような
女の子が映っていた、、、、。
「舞ちゃん!可愛いよ!!
パンケーキ食べてる舞ちゃん
見てたら、絶対この髪型と
髪色が似合うと思ったんだ!!」
なんと言う事でしょうか。
ボサボサで伸びっぱなしだった
カカシのような髪の毛が
肩くらいまでの綺麗に揃った
ボブに、髪の毛の色も透き通る
ような透明感のある清潔な
茶色に、大変身を成し遂げました。
あの、某テレビの音楽とナレーションが
流れていると、、、
「気に入らなかったかな??」
と、捨てられる子犬みたいな
顔で訪ねてくる晴人くん。
「全然!!!!!
むしろ、気に入りました!
大好きです!!」
ふふふっ、と笑いながら
薄ら頬を染めたような、、、??
気のせい、、、だよね??