ただ、一緒にいたい
彼も同じ気持ちでいてくれたことを知る。

幸せだった!
もう離れないと心に誓った。

だから一緒に住みたいとゆう願いも、一つのベットに寝ることも、全て受け入れる。
彼が望むなら、全て―――――



彰くんの笑った顔が好きだ。
あまり大きくない、細目の目が更に細くなってフワッと笑う顔が。
その語りかけるような優しい声も。

でも何かが違う――――
目の奥にある、真っ黒な闇。
八年も離ればなれだったのだ。彰くんだって色々あったはず。
だったら全て受け入れる。




だから、お願い。
もう二度と離さないで―――――――

*****愛月 side・終*****
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