ただ、一緒にいたい
*****愛月 side*****
「彰くん!お兄ちゃんだよ!」
「あ?お前なん、で?」
え?お兄さん?
「あっ、君があずちゃん?」
「え?は、はい!」
「初めまして!俺は彰のお兄ちゃんでーす!」
そっくり……
でも、ちょっと怖いな………。
「あの、私。石田 愛月です。よろしくお願いします。」
「よろしくね!」
そう言って握手を求められる。
その手を握り返そうと手を出すと、
パチン―――――
「ってなぁ!なんだよ、彰!ちょっと握手しようとしただけじゃん!」
手を握り返す寸前、彰くんがお兄さんの手を弾いた。
「俺の愛月に触るな……」
「怖ーい。彰くーん。あずちゃんも怖がるよ。さっきみたいに……」
「あ?お前………」
「彰くん!やめて!」
「あ…あずちゃん……」
「ふぅ、で、何の用だ!」
「あずちゃんに、話した方がいいんじゃないかと思ってさ!」
「は?」
「お前じゃ言えないだろ?怖くて……だからお兄ちゃんが一肌脱ごうかとな!」
「は?何言って――――」
「それに!!
きっとあずちゃんもおかしいと思ってるはずだ!そうだよね?君は何か感じてるよね?」
「はい…」
「どうする?聞きたい?本当の彰。きっと君が思う想像をかなり越えてくるけど。もし聞く覚悟があるなら、俺が教えてあげる。聞きたくないなら、俺は帰るよ!
あずちゃんが決めて!」
「彰くん!お兄ちゃんだよ!」
「あ?お前なん、で?」
え?お兄さん?
「あっ、君があずちゃん?」
「え?は、はい!」
「初めまして!俺は彰のお兄ちゃんでーす!」
そっくり……
でも、ちょっと怖いな………。
「あの、私。石田 愛月です。よろしくお願いします。」
「よろしくね!」
そう言って握手を求められる。
その手を握り返そうと手を出すと、
パチン―――――
「ってなぁ!なんだよ、彰!ちょっと握手しようとしただけじゃん!」
手を握り返す寸前、彰くんがお兄さんの手を弾いた。
「俺の愛月に触るな……」
「怖ーい。彰くーん。あずちゃんも怖がるよ。さっきみたいに……」
「あ?お前………」
「彰くん!やめて!」
「あ…あずちゃん……」
「ふぅ、で、何の用だ!」
「あずちゃんに、話した方がいいんじゃないかと思ってさ!」
「は?」
「お前じゃ言えないだろ?怖くて……だからお兄ちゃんが一肌脱ごうかとな!」
「は?何言って――――」
「それに!!
きっとあずちゃんもおかしいと思ってるはずだ!そうだよね?君は何か感じてるよね?」
「はい…」
「どうする?聞きたい?本当の彰。きっと君が思う想像をかなり越えてくるけど。もし聞く覚悟があるなら、俺が教えてあげる。聞きたくないなら、俺は帰るよ!
あずちゃんが決めて!」