ただ、一緒にいたい
帰り、寝室のドアを開ける。
愛月が可愛い寝顔で眠っている。
中に入ろうとして、足が止まる。
こんな汚ないまま、触れない。
俺は踵を返して、風呂場に向かった。
熱いシャワーを浴び、身体中を何度もこすった。
この穢れが少しでもなくなるように――――
再び寝室へ向かう。
先程と同じように愛月が眠っている。
ベットに近づき、ベット脇に座った。
愛月の頬を撫でようとして、手が止まった。
さっきミナを殺そうとした手で、この手で愛月に触れていいのだろうか。
触れたい。でも愛月が穢れる。
でもこんな傍にいて、触れずにいられない。
「どうすればいいんだ…!どうすれば……」
「ん…彰、くん…?」
「あ、あずちゃん…」
「どうしたの?」
「ん?シャワー浴びてきたんだ…」
「そっかぁ…」
「え?あずちゃん?」
なんと愛月が、俺にすり寄って来て俺の膝の上に頭を乗せた。
やめろ―――!ほんとに止まらなくなる…
「彰くん…まだ眠いから、一緒寝よ!腕枕して…!」
そんな可愛いお願いするな――――
「彰くん…お願い…」
そう言って両手を広げ待っている、愛月。
もう、無理だ。
俺は引き寄せられるように、愛月にすり寄った。
そして腕枕をして、愛月の頭を撫でた。
もう、止まらないんだ。
愛月が可愛い寝顔で眠っている。
中に入ろうとして、足が止まる。
こんな汚ないまま、触れない。
俺は踵を返して、風呂場に向かった。
熱いシャワーを浴び、身体中を何度もこすった。
この穢れが少しでもなくなるように――――
再び寝室へ向かう。
先程と同じように愛月が眠っている。
ベットに近づき、ベット脇に座った。
愛月の頬を撫でようとして、手が止まった。
さっきミナを殺そうとした手で、この手で愛月に触れていいのだろうか。
触れたい。でも愛月が穢れる。
でもこんな傍にいて、触れずにいられない。
「どうすればいいんだ…!どうすれば……」
「ん…彰、くん…?」
「あ、あずちゃん…」
「どうしたの?」
「ん?シャワー浴びてきたんだ…」
「そっかぁ…」
「え?あずちゃん?」
なんと愛月が、俺にすり寄って来て俺の膝の上に頭を乗せた。
やめろ―――!ほんとに止まらなくなる…
「彰くん…まだ眠いから、一緒寝よ!腕枕して…!」
そんな可愛いお願いするな――――
「彰くん…お願い…」
そう言って両手を広げ待っている、愛月。
もう、無理だ。
俺は引き寄せられるように、愛月にすり寄った。
そして腕枕をして、愛月の頭を撫でた。
もう、止まらないんだ。