俺のことずっと好きでいろよ
「聞いてなんてやんねーし。」

「ウソ。もう。はずかしいってば!琉希くん!」

みのりがほんとに真っ赤になって怒るからもうおもしろくなって最後、口にしてやった。

「琉希くん!」

それで怒ってたくせに、しばらく歩いて、人がいないとこに来ると、突然みのりが言った。

「ここなら…いい…」

「は?」

「キス…したい…」

その顔が…真っ赤で…はずかしそうなくせに…
俺のキスがほんとにほしいってその顔が…
あまりに愛しくって…

いじわる言ってやろうって思ったのに…逆に俺が制御きかなくなって…

もう…壁にドンって押し付けて、無我夢中でみのりの唇を奪った。

「自分からせがむとかどうなってもしらねーぞ。」

みのりの顔が上気してて…
ほんとにつきあいはじめてからどんどんどんどんみのりがほしくなるし、
どっかいかねーよーにがっちりつかまえときたくて仕方ない。

「好き…琉希くん。」

みのりの口から俺が好きって言葉がもれて満足…

ずっとずっと好きでいろ。みのり。
俺のもんでいろよ。

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