俺のことずっと好きでいろよ
「おう。噂は母さんから聞いてるよ。かわいい彼女ができたって。今日はゆっくりしていきなさい。」

「はいっ!ありがとうございます!」

父さんは家にあがり、みのりに向かってそういうと、2階へあがっていった。

「あら、翔希帰ってるのね。」

母さんが靴を見つけてそういうと、家に上がってきた。

「さ、みのりちゃん入りましょ。あったかいココア入れるわね。」

「あ、わたしも手伝います。」

みのりが母さんについて、リビングに入っていったので、俺は廊下に佇んでまだ動けずにいた。

大丈夫…だよな。
みのりは…

茉祐子みたいには…
ならないよな。
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